旅の目的にしたい イベント・祭り・フェス 芸術が爆発!?「おおさかカンヴァス2016」

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【金曜日 6:00更新】
365日の中で、この日だけしか見られない景色、会えない人、体験できないことが日本中にはたくさん。旅の目的にする価値のある、イベントやお祭り、フェスをご紹介。

◆アートな大阪を堪能する9日間の祭典が始まる!

たこ焼きにお好み焼き、串カツなど、おいしいグルメが盛りだくさんの大阪だけど、実は個性豊かなアートスポットもたくさん。そんな大阪を舞台に10月22日(土)〜30日(日)までの間、アートイベント「おおさかカンヴァス2016」が開催される。プロのアーティストや学生などさまざまな人の応募作品の中から選ばれた、ユニークな作品を見に行ってみては。



撮影:小林哲朗

◆太陽の塔へ挑む、見て、体感する6作品

2010年から始まった「おおさかカンヴァス」は、これまでも河川や道路など公共空間で作品発表をしており、今年の会場は万国記念公園「太陽の広場」がメイン。そして、その園内にあり多くの人を魅了する岡本太郎の作品・太陽の塔への挑戦、「太陽の塔を振り向かせろ。」がテーマ。たくさんの応募の中から展示品を選んだ審査員は、特別審査員であるアーティスト・増田セバスチャン氏をはじめ、多摩美術大学学長・建畠晢氏、現代美術作家・ヤノベケンジ氏など多彩な顔ぶれで、選ばれた6作品もバラエティ豊か。

現代アートユニットYottaの「穀(たなつ)」は、“大砲型ポン菓子機”を車両に積載し、爆発することによって食べ物が出てくるというパフォーマンスがひとつの作品。岡本太郎の“対極主義”から発想し、「生と死」という対極を表現したのだそう。実はこの大砲型ポン菓子機は、第18回岡本太郎現代芸術賞 「岡本太郎賞」を受賞した記念に、今年岡本太郎記念館で展示された作品。ぜひチェックしてみて。



Yottaの「穀(たなつ)」。終日展示しており、土曜、日曜は9:30〜17:00に随時稼働し実際にポン菓子を作るパフォーマンスを実施。展示場所は太陽の広場(10月25日(火)のみEXPOCITYで展示)

また、井口雄介氏の「KALEIDO-SC@PE(カレイドスケープ)」もユニーク。自転車のようにペダルを漕いで動かす万華鏡で、万華鏡自体と土台全体が同時に回転するから周りの景色全てが作品に。実際に漕いでみないとどのような景色が見られるか分からない、ワクワクする時間も楽しみたい。



井口雄介氏の「KALEIDO-SC@PE(カレイドスケープ)」。万華鏡を通してみる太陽の塔や園内の様子が楽しみ



神戸にある女子校、松蔭中学校・高等学校美術部による「おおさか福笑い」。土日は参加者が目鼻口の位置を決める参加型の福笑いを実施(9:30〜17:00随時)



ニシハラ☆ノリオ「太陽の根っ子のカブリくち」。“カブリくち”に頭をねじ込んで太陽の塔を逆さに見ることができる

◆アートとともに万博記念公園全体を楽しもう

展示場所のメインは、日本万国博覧会記念公園の太陽の広場。土曜、日曜は広場の中に観賞用通路を設置し、作品に近づいて鑑賞が可能。ぜひ、間近でアートを体感して。また、園内は美しい日本庭園や国立民族学博物館など、楽しめるスポットが多数。作品鑑賞をしながら、園内全体を巡ってみては。

大阪府と大阪芸術大学のコラボによる作品「命根樹立」の展示も行っており、どんな作品になるかまだ秘密。こちらも注目して。



撮影:小林哲朗



万博記念公園「太陽の広場」、EXPOCTY、万博記念公園駅
TEL.06-6210-9306
アクセス/大阪モノレール万博記念公園駅、または公園東口駅よりすぐ
開催期間/2016/10/22(土)〜30(日)
開催時間/万博記念公園は9:30〜17:00(入園は16:30まで)
料金/万博記念公園自然文化園(太陽の広場含む)入園料大人250円、小・中学生70円

TEXT/MARIA KAWASHIMA ILLUSTRATION/HONGAMA