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ルイ・ヴィトンやディオール、クロエといったパリのメゾンが、こぞってコラボレーションの依頼を寄せる新進気鋭のスイーツブランド「HUGO & VICTOR(ユーゴ&ヴィクトール)」が、4月22日(金)表参道ヒルズに日本初のコンセプトショップをオープンした。

(写真上)まるでバラが咲いたかのような鮮烈なビジュアル。パリ本店でも不動の人気を誇る「タルト・パンプルムース」

「ラデュレ」や3つ星ホテル「ル・ブリストル」、名門3つ星レストラン「ギー・サヴォア」のエグゼクティブ・パティシエとして研鑽を積んだユーグ・プジェが、「ガストロノミーレストランに出てくるようなスイーツ店をオープンしたい」との思いから生まれたのが「HUGO & VICTOR」だ。ハイエンドなブティックが軒を連ねるパリ7区リーヴ・ゴーシュに本店を構えたのが2010年。同年中にさらに2号店もオープンし、日本へは2011年の「サロン・デュ・ショコラ」に初出店以来、常にトップクラスの売り上げを記録し続けている。海外への店舗出店は、今回の表参道ヒルズ店が日本が初となる。

素材を厳選することを重視するユーグ・ブジェは、自ら生産者とコンタクトを取り、直接農園から素材を仕入れるなど、素材や生産者に対しての敬意を払いつつ、納得いくまで素材を厳選。果物はすべて24時間以内に工房へ届けられる。有機野菜や新鮮な旬のフルーツを用いて生み出されるスイーツは、古典的なレシピを革新的なデザインに昇華させたアーティスティックな作品に仕上がる。クリエイティブのインスピレーションは、「アートや文学によるカルチャー」から得ているというユーグ。中でも19世紀のフランスの文豪、ヴィクトール・ヒューゴからは大きな影響を受け、ブランドのネーミングもこれに由来しているという。書籍や手帳を思わせるオリジナル・デザインのパッケージがアイコンの「カルネ・シ・ショコラ」など、知的な気品と耽美なスイーツの魅力に人々は夢中だ。

(写真左)合成着色料不使用のマカロン 淡い色合いが上品 写真右:旬の素材の味覚から生まれる華やかなパティスリー各種

フレンチ・エレガンスを表現したブティックは、まるで宝石店のようなスタイリッシュさ。今回オープンする表参道店もパリ本店のコンセプトを踏襲した空間となっており、カフェスペースも併設されている。店内には、ショコラ、タブレット、ボンボンショコラなどのチョコレートや、ケーキ、マカロン、アイスクリームなどスイーツの他、スイーツとの相性を考慮された紅茶、ワインセレクションも展開されるなど、トータルでブランドの世界観が表現されている。

日本限定販売のEUオーガニック認証を受けた素材でつくり上げた板チョコ「BIO(ビオ)タブレット」(各1,836円)や合成着色料不使用のマカロン(各345円)などオーガニックにこだわり抜いたメニューはぜひマークして。マカロンは、ショコラトリーとしての実力が感じられるショコラのほか、レモン、チェリー、フランボワーズといった素材の新鮮さを活かしたフルーツフレーバーがおすすめ。その他、表参道ヒルズ春限定ケーキ「ガトーサクラ」(972円)など、期間限定で旬の素材を活かしたケーキも見逃せない。

(写真左)表参道ヒルズ店内ショーケース 写真右:ユーグが来日した際のインスピレーションをもとに、日本のために材料を厳選し開発した「ビオ ノアール(ビター) 」。日本限定発売

アーティなビジュアル、ナチュラルな素材、そしてパティシエとしての技が光る耽美な味わい。「HUGO & VICTOR」を訪れて、パリの最新スイーツトレンドをキャッチアップして。

HUGO & VICTOR(ユーゴ&ヴィクトール) 表参道ヒルズ店

営業時間:月〜土 11:00〜21:00(20:30 LO)、日 11:00〜20:00(19:30LO)
座席数:16席
定休日:施設に準ずる