スパイシーさがクセになりそう!2大国民食を一度に堪能できる「カレーラーメン」3選

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日本の2大国民食ともいえる、カレーとラーメン。そんな誰もが好きなメニューを合わせた“カレーラーメン”は、新潟や北海道ではご当地麺として人気を博しているけれど、都内ではまだまだ食べられる店が少ないみたい。

そこで、「ベースのスープに使う食材でガラッと雰囲気が変わるラーメンのジャンル。各店絶妙な配合のバランスで個性を出しているので楽しめると思います」 というラーメン評論家本谷亜紀さんに、都内のおすすめ3店を教えてもらった。

写真)「麺屋ここいち うまこくカレーらーめん 秋葉原店」の「濃厚うまこくカレーらーめん」(810円)◆カレー人気チェーンのラーメン専門店「麺屋ここいち うまこくカレーらーめん 秋葉原店」


全国的にカレー店を展開している「カレーハウスCoCo壱番屋」に、ラーメン専門店があるって知っていた? 「麺屋ここいち うまこくカレーらーめん」は、愛知県を中心に7店舗を展開しているけれど、関東ではこの秋葉原店のみだそう。

店員さんイチオシメニューは、豚コマとゆでモヤシがたっぷりのった「濃厚うまこくカレーらーめん」(810円)。魚介からダシをとったスープはコクがあって、とろりとした食感。麺は細麺、普通麺、もちもち食感の太麺の3種類から選ぶことができるけれど、「スープによく絡む太麺がベストマッチ」と本谷さん。「煮たまご」(108円)や「完熟トマト」(206円)など、22種類のトッピングで自分好みのラーメンを作れるのも楽しいところ。

「中華麺に合わせて配合した20種類のスパイスを使ったカレースープはさすが! 日本人なら間違いなく好きな味です。最後はひと口ご飯を追加して、カレーライスとしてスープをあますことなくいただきたいです」

◆中華山椒とゴマが香り高い香りが女性好みの「揚州商人」


首都圏に4店舗を持ち、カジュアルに本場・中国の麺料理を味わえる「揚州商人」。このお店では年に数回、期間限定で創作メニューが登場していて、9月1日(火)から11月30日(月)の期間は、「カレータンタン麺」(930円)がいただける。

こちらは人気の「タンタン麺」に、スパイシーなカレーを組み合わせた1品で、ゴマを加えた豚ひき肉の香ばしさがたまらない。また、中国山椒がほんのり甘いスープの輪郭をピリリと引き締めるだけでなく、すっきりとした後味にしてくれる。

「麺は極太の刀切麺(とうせつめん)と、極細の柳麺(りゅうめん)から選べますが、のど越し抜群の柳麺がおすすめ。30数種類のスパイスを加えたタンタンベースのスープは、まろやかなスパイシーさで女性好みの味に仕上がっています」


◆2種の麺&ごはんでカレーつけ麺をいただくことができる「とろ肉つけ麺魚とん」


神田小川町にあるつけ麺の有名店「とろ肉つけ麺魚とん」は、魚介豚骨、麦味噌豚骨、カレー豚骨の3種類のつけ汁と、トッピングのとろ肉が特徴。ネギやショウガ、岩塩などと8時間以上煮込んだとろ肉は、豚肉本来の甘みが感じられる仕上がり。

ここでカレーラーメンをいただくのなら細麺と平麺、とろ肉、味付きタマゴ、ごはんがセットになった「相盛りカレーつけ麺」(1000円)がおすすめ。麺を大盛りや特盛りにしても料金はそのままなのも嬉しいところ。

「豚骨ベースの濃厚なダシに、4種類のスパイスとフルーツを加えたスープは、和風とアジアンテイストが絶妙にミックスした味。特にもっちり感がある極太平打ち麺との相性が抜群です。老舗製麺所・浅草開花楼塔中で作られたコシのある中太麺との食感の違いを満喫してください」