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東京ディズニーシーのポートディスカバリー。他のエリアと比べて異質な雰囲気を放つこのエリアは「未来の港」。一風変わった船や、潜水艇の姿を見る事ができます。

【写真】確かに泡は出てるけど、誰も見向きもしてないし……(^^;;

実はこの潜水艇には、こだわりのストーリーが隠れているのです。今回はそんな3つの物語を紹介します。

■よーく水面を見ていると、静かに出航していく潜水艇が見られる

未来の気象コントロールセンターの実験エリアであるポートディスカバリー。ここには斬新な機能を持った潜水艇等が存在しています。

その中でもエリアのメインとなるアトラクションは、ゲストが研究用の “飛行型気象観測ラボ” に乗ってストームを消滅させるミッションに参加する「ストームライダー」。

今回はそちらではなく、「ストームライダー」に入る、エントランス付近の様子にご注目。

建物入り口に向かう通路は、緩やかなスロープになっており、左側には停泊している船などを見る事ができます。

未来の港だけあって、小型の潜水艦や探査船など、斬新なデザインの船が並んでいます。

この桟橋に停泊している船ですが、実はこの中に、静かに出航している潜水艇があるのです。

ここに停泊している船はそれぞれ、番号がある位置に停泊していますが、よく見ると一番手前の「NO.1」の位置だけ、船が停まっていません。

そしてこの付近の水面をしばらく見ていると……水中からボコボコと泡が出ており、その泡は、海の方向に移動していくのです。

……そうなんです。これは、この1番埠頭から「既に潜航している潜水艇が、出航して行く様子」なのです。

しかもこれは音も無く、静かに泡だけが移動して行くだけなので、水面をじっとよく見ていないとまずわからない、という細かい演出なのです。

概ね2〜3分に一度程度の割合で、出航していく様子を見る事ができます。

水面に泡がでてくるのは、ほんの一瞬。しかもこの場所は反対側に「アクアトピア」がありますが、通り道の様な場所なので、足を止めて、じっくり見る事が少ない場所。

目立たない場所にある割には、結構大掛かりな仕掛けなのです。次回行かれた時はぜひ探して見てくださいね。

■レストラン入口の上に展示されている、レースで優勝した潜水艇

このエリア唯一のレストラン「ホライズンベイレストラン」。未来的な建物や内装が目を引く個性的なレストランです。

中に入って右側はキャラクターダイニングが行われており、いつも多くのゲストで賑わっています。

そんな同レストランの入り口、建物の中に入ると、上には、大きな魚の形をした潜水艇がぶら下がっています。

これは良く見ると、先程ご紹介した、港に停泊している潜水艇と、同じ形をしています。

実は、潜水艦レースで優勝した船で、優勝を称えて、ここに飾られているのです。

さらによく見ると船体後ろには「MOLA 8」の文字が。さて、この潜水艇の形、どこかで見覚えがありませんか?

大きな体と、その形が特徴的な、マンボウによく似ていますよね。

実は「MOLA」とは、マンボウの学名である「Mola mola」の意味も含んでいるのです。

船体に書かれた「MOLA 8」の文字は、下からではほぼ見えず、両脇にある階段からでないと見えにくい位置に書かれているのです。こんな細かい所まで小さなこだわりですよね。

■「ホライズンベイレストラン」の中に、レースの優勝カップがある

このポートディスカバリーには、エリアのメインアトラクションでもある、ストームライダーの研究成果を発表するため、フェスティバルを開催中、というストーリーがあります。

そしてそのフェスティバル開催中に、気象コントロールセンター等を訪れるゲストや、関係者を、もてなすために、ヨットクラブを改装して作られたのが、この「ホライズンベイレストラン」。

中に入るとおいしそうな食事が並んでおり、好きなものを組み合わせて食事を楽しめます。

お腹が空いて早く食べたい! ……となる気持ちを抑えて、先に進む前に、ちょっと見ていただきたいものがあります。

建物中に入ると、左右にダイニングエリアが分かれているのですが、その真ん中に置かれているオブジェのようなものにご注目。

何やら地球儀の様なものがありますが……?

実はこれ、独特の形と、未来的なデザインが、私たちのイメージとはちょっと異なりますが、先程ご紹介した潜水艇レースの優勝トロフィーなのです。

近づいてよく見ると、トロフィーに貼られているプレートにも「UNDERSEA GRAND PRIX(潜水艇レース)」と書かれているのがわかります。

更によく見ると、入り口に飾られていた、「MOLA 8」の文字も刻まれているのです。

ほとんどの方が気にもせずに通り過ぎてしまう様な場所ですが、こんな小さなこだわりが隠れているのですね。

こうした細かな物語が、より一艘……じゃなかった、より一層、その世界へと入りこませてくれます。次回行かれた時はぜひ探してみてくださいね。