知っていると役立つ!ヨガクラスでやりがちな失敗・4選
ホットヨガなどのブームもあり、ヨガをされている方もだいぶ増えてきました。でも、ヨガに興味はあるけれどヨガスタジオに行ったことはないという方や、自分で練習しているだけでまだクラスに参加したことはない、という方もたくさんいらっしゃいますよね。今日はそういった方のために、知っておくと役立つ「ヨガクラスでやりがちな失敗」について、ヨガインストラクターの著者がご紹介します。
■1.フィットしていないトップスでお腹が丸見え
ヨガのクラスに行く時、基本的にはウェアはどんなものでも大丈夫です。ですが、体型を気にされている方に多いのが、ちょっと大きめのウェアやTシャツを着てこられるパターン。もちろん、クラスに参加すること自体には、なんの問題もありません。
「そんなダサい格好イヤ!」という方は、身体にフィットしたトップスを探すか、中に1枚キャミなどを着て、それをボトムの中にしまいこんでおくなどの工夫をオススメします。
■2.足をつる
ヨガをしていると、クラスの最中にたまに足がつってヨガをストップしている方がいらっしゃいます。足がつるとなかなか動き出すことができません。せっかくヨガクラスに来たのに、自分だけおとなしくしておかなければならないなんて、もったいないしなんだか恥ずかしいですよね。
そうならないためにも、この「足がつってしまう」という現象を抑えるのにオススメなのが、1日を通して水分をしっかりと摂ることです。特にオススメなのがミネラルを多く含んでいる硬水。また、カリウム不足も原因のひとつですので、カリウムの王様とも呼ばれるバナナをヨガクラスの1時間ほど前に食べるのもオススメです。
■3.クラス前に食べ物を食べて気持ち悪くなる
ヨガスタジオのサイトなどにはよく「クラスが始まる2時間前には食事を済ませておいてください」という記述があります。あれは、ヨガのポーズは内臓を刺激するポーズが多いため、消化がしっかりと終わっていなければ、消化中に内臓を刺激してしまい、吐き気など不調を招いてしまう危険があるからです。
スムージーやバナナなど消化が早いものでも、せめて1時間前には終わらせておくことをオススメします。
■4.最後のリラックスポーズでいびきや寝言
ヨガではほとんどのクラスで、クラスの最後に「シャヴァアサナ」という屍=死体のポーズでリラックスする時間があります。ヨガクラス受講後に、このシャヴァアサナを10分間行なうだけでも、睡眠に匹敵するくらいの効果があるされるポーズです。それほどリラックスしてしまうが故に、眠ってしまう方もいらっしゃいます。眠るのが良いか悪いかについては賛否両論ありますが、眠ってしまうものは仕方がありません。
でも、うっかりすると、いびきや寝言を言ってしまっていることがあります。また、仰向けで横になっているため、冬になると咳き込みやすくなる方もいらっしゃいます。先生以外は全員横になって目をつむっていて音がしても誰が犯人かはバレないので、安心して大丈夫です。と言っても、やはり「知らないうちにいびきをかいていたら恥ずかしい!」という方は顔を横に向けるだけでも、対策になるので、試してみてください。
■おわりに
ヨガは楽しいものなので、多少の失敗やミスは気にせず楽しんで頂けたらと思います。ですが、恥ずかしい思いや辛い想いをしてしまうのは、できれば防ぎたいものですよね。これらの失敗はやりがちなので、少し覚えて気をつけてみてください。
(栢原 陽子/ハウコレ)