写真提供:マイナビニュース

写真拡大

住友スリーエムは、全国の20〜49歳の配偶者を有する男女103名ずつ計206名を対象に、「夫の家事貢献に関する意識」に関するアンケートを実施し結果を発表した。

○最も多いのは"気まぐれ家事メン"

"家事メン"というコトバを聞いたことがあるかについて聞いたところ、知っている、聞いたことがあるの合計は男女とも50%以上となった。さらに家事メンについて当てはまるものを聞いたところ"時々やる気まぐれ家事メン"であると自覚する夫は、46.6%だった。妻から見た夫も"気まぐれ家事メン"という回答がもっとも多く、41.7%だった。

○夫の家事参加の原動力は「妻からのありがとうの言葉」と「妻の機嫌がよくなること」

夫が家事をやって得られる意義として最も多かったのは「妻からのありがとうの言葉」(58.3%)と「妻の機嫌が良くなる事」(55.3%)だった。「お小遣いのアップ」が行われる家庭は2.9%しかなく、家事ぐらいでは財布の口は緩まない、厳しい現実がうかがえた。

家事をやって得られてはいないが、得られたらいいと思う事としては、35%の夫が小遣いアップをあげた。

○夫の浴室掃除についての妻の不満は……

夫が最も行う掃除は、浴室掃除で週に1回以上やると答えた夫は、74.8%にのぼった。その仕上がりの満足度について聞いたところ、69%の夫が、とても満足・やや満足と回答、妻は、夫の掃除をとても満足・やや満足と、66%が回答した。

夫の行う浴室掃除の妻の不満点の大多数は、「夫が浴槽しか掃除しない事」で、その他の細かい汚れが落ちていない事を指摘する回答が多く見られた。風呂桶や椅子などの小物や、排水溝の掃除の頻度はぐっと下がり、さらに、パッキンなどの溝、鏡の水あか落としに至っては、「ほとんど自分では掃除をしない」が、16%以上にのぼった。

「このようなより細かい所の掃除も行っていくことで、妻の、夫の浴室掃除に対する満足度を上げる事につながっていくのではないか」と調査では分析している。

(アリウープ)