カフェのような店内でパスタのようなラーメンが食べられる、女性大歓迎のラーメン屋を紹介

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最近のラーメン店はエプロン、髪ゴムの用意はあたり前。女性ひとりでも入りやすいイタリアンやカフェのような雰囲気の店も少なくない。珍しいものに敏感な女性が好む、洋食アレンジを加えた斬新な創作ラーメンを提供する店も増えている。

【写真を見る】まさかのヨーグルト入り!つけ麺ブルガリア

新宿御苑にある小麦と肉 桃の木は女性店長を筆頭にスタッフが全員若い女性。柔らかな物腰の接客なので、女性客ひとりでも入りやすい。1日15食限定のつけ麺ブルガリア(950円)はプレーンヨーグルトをたっぷりと使用している。ヨーグルトを練り込んだコシの強い麺と、スープの爽やかな酸味がクセになる味わい。メニューも麺少なめ150gを注文すると玉子が無料になるなど、女性を意識した嬉しいサービスがある。しかしスープは肉多めで肉食系女子も大満足の量だ。

市ヶ谷の人気店、黄金の塩らぁ麺の新ブランドとして4月に新橋にオープンしたドゥエ イタリアン シオサイト。鶏ガラベースの淡白なスープと、チーズや生ハムなどのアイテムとの調和が見事だ。イタリアンテイスト満載の人気ラーメンは生ハムフロマージュ(1000円)。チーズを麺に絡めながら、少しずつスープに溶かして食べよう。

巷で大人気のハワイアンブームの波はラーメン店にまで及んでいるよう。池袋の麺屋Hulu-luは店主が好きなハワイの薫りが店内にあふれ、居心地の良いカフェのような雰囲気である。反してラーメンは化学調味料不使用の本格派。麺はハワイの水を使用した自家製で、岡山県産吉備地鶏がベースのスープは滋味あふれる味わい。一見パスタのようなHawaiian冷製ロミロミサーモンのバジルSOBA(850円)は第2・4日曜日の限定メニュー。遊び心溢れる色も美しい一品だ。女性が入りやすい店を目標にオープンした半蔵門にあるソラノイロ。店名や外観からして洗練されたお洒落なカフェのようだ。麺、スープ、トッピングに野菜を使用し、カロリーや健康面でも罪悪感の少ないラーメンを提供する。そのためか女性率が特に高い店だ。自慢のベジソバ(800円)にはムール貝のタレや鶏がベースのスープにニンジングラッセが溶け込んでいる。

一方、王道ではあるが甘味のあるスープにもちもち麺の魚介系つけ麺も相変わらず女性に支持されている。中目黒エリアから池尻大橋へ抜ける方面にある麺屋 和利道(わりと)。昼はトンコツ魚介、夜は鶏魚介とスープは二毛作。 24時間態勢で細かい仕事が施された繊細な味わいだ。温度が下がった時は焼き石がもらえる。和利道つけめん(1050円)の麺はもちもち。メンマ、味玉子、チャーシューなどいろいろな具が楽しめる。トンコツ魚介系スープが濃厚だけどクセになるつけ麺(700円)が評判の三田製麺所 三田本店。もちもちの自家製麺の分量調整も可能。紙エプロンなど女性だけでなくビジネスマンにも嬉しい細かいサービスが自慢だ。

柑橘系の爽やかな薫りとあっさりしたスープも女性客を惹き付ける秘訣のよう。AFURI 原宿ではゆず塩麺(850円)に女性ファンが多い。鶏のコクとうま味を引き出しつつもあっさりとした味わいだ。大山の天然水を使用したスープはあっさりの「淡麗」か、鶏油(ちーゆ)を多く加えた「まろ味」の2種から選べる。炭火であぶったチャーシューも絶品。銀座にある銀座いし井は看板メニューの中華せいろ(980円)が圧倒的人気。三河屋製麺のもちもちした麺に黒七味やスダチをかけ、3段階で味の変化を楽しめる。比内地鶏を使用したスープも滋味溢れて美味しい。【詳細は9月3日発売の東京ウォーカー17号に掲載】