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『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』の脚本を手がけたアシュリー・ミラー(Ashley Miller)とザック・ステンツ(Zack Stentz)が現在、1986年の大ヒット映画『トップガン』の続編の脚本に取り組んでいる。これで続編の実現がさらに高まったことになる。オリジナルではトム・クルーズ(Tom Cruise)がエリートパイロット養成校で訓練を受けるマーベリック役で主演している。同作にはヴァル・キルマー(Val Kilmer)とティム・ロビンス(Tim Robbins)も出演。アクションと危険なスタント満載の同作は全世界で大ヒットとなった。

オリジナルでメガホンをとったトニー・スコット(Tony Scott)も続編で協力する。現代のハイテク装置を使い、無人機を操縦するパイロットの物語にする方向でプロジェクトを進めていると見られている。

「リメイクならやりたくなかったんだ」とスコット監督はエンターテイメント情報サイトHitfixのインタビューで語っている。「すでにあるものをもう1度作るのはしたくない。新しい映画にしたいんだ。今の世の中では、まだ若い隊員がネバダ州ファロンにあるトレーラーの中で戦争ゲームをプレイしている。もし中東や極東、世界のどこであろうと、攻撃が必要ならば彼らが無人機を飛ばすのさ。パイロットの乗っていない飛行機をだ。昼はそれを操縦して、終わったら朝までパーティーをして騒ぐんだ」

英Empire誌によると、『ユージュアル・サスペクツ』や『ワルキューレ』で脚本を担当したクリストファー・マッカリー(Christopher McQuarrie)の原案をベースに、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のチームが脚本を執筆しているという。続編にはトム・クルーズが主役級で帰ってくるという憶測が流れていたが、主人公ではないともいわれている。撮影のスケジュールはまだ未定のままになっている。

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