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英スーパーモデルのナオミ・キャンベル（Naomi Campbell, 40）が、10代の頃に難関の演劇学校に入学したのは欲しかったお人形さんセットを買ってもらうためだったと告白した。ナオミはロンドン有数の演劇学校イタリア・コンティ・アカデミー在学中にスカウトされ、10代でモデルとしてデビューしている。ダンスが得意なナオミは同校の優等生だったが、そもそも本人は難関を突破して入学を果たすことができるとは思っていなかったという。厳しいオーディションに勝ち抜いて入学することができたのは、合格したら母親のヴァレリー（Valerie）に“お人形さんセット”を買ってもらえることになっていたからだとナオミは明かしている。

「私はどうしてもあの学校に合格したかったの」と、ナオミはGQ誌イギリス版のインタビューで語っている。「500人もの子どもたちがオーディションを受けることになっていたのよ。でも、母に“あなたが合格するとは思えないけれど、もし合格したらシンディちゃん人形を買ってあげるわ”って言われたの。私は何としてもシンディちゃん人形のセットが欲しかったのよ！」

母親ととても仲がいいナオミは、彼女が誕生した2か月後に母のもとを去った父親と交流をもつ気になれなかったという。ダンサーとして世界ツアーに参加したこともあり、どんな時も強い女性であり続けた母親をナオミは心から尊敬している。

「父と交流をもとうと思ったこともあるけれど、私は母を傷つけたくなかったの。母は苦労しっぱなしだったし、ガンを患ったこともあるのよ。私の母は世界中を旅した人だから、どんな困難も乗り切ることができるのよね」と、ナオミは話している。

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