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米人気歌手テイラー・スウィフト（Taylor Swift）が、洪水の災害に見舞われたナッシュヴィル地元民らの底力に感銘を受けていると語った。米カントリー界のスーパースターであるテイラーは、昨年同市内にアパートを購入し移り住んだのに加え、音楽面でもナッシュヴィルから大いにインスピレーションを得ていることから、昨年この地を襲った洪水による被害に心を痛めていると言う。数多くの親しい友人たちが災害で苦しむ中、テイラーは復興支援のため基金集めに全力を注いできた。

「ナッシュヴィルは世界中で一番好きな町よ。去年5月に起きた洪水によって私が暮らす地域一帯が大きな被害を受けたの。何日もの間雨が降り続けて、私にとって大切な人たちや、コンサートで毎晩一緒に演奏していた仲間が家を失ったわ」と彼女は説明する。

「でもその悲劇から立ち直る様には本当に胸を打たれたわ。いまだに多くの人々が元の生活を取り戻すため日々葛藤しているのも事実だし、復興までにまだまだ時間はかかるだろうけど、この町なら必ずやってのけると信じているの」

被災地の現状に対する認識を高めるために惜しみない努力を重ねてきた若干21歳のテイラーは、この災害がほとんど報道されることなく終わったことに衝撃を受け、その事態を改善すべくあらゆる機会を使って復興支援を呼びかけている。

彼女は米InStyle誌のインタビューで「国内のメディアで取り上げられなかった分、ティム・マックグロウ（Tim McGraw）とフェイス・ヒル（Faith Hill）主催のチャリティー・コンサートに参加したり、寄付金を募ったり、私なりに人々の関心を集める努力をしてきたつもりよ」と語っている。

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