じゃあ待ってるわね


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自分の意見を曲げず、気に入らなければ誰にでも怒鳴る父。その父に逆らわず、古い価値観を守る母。近距離に住む長女・栄子は、そんな両親に振り回される日々に限界を感じていました。

ひとり娘が独立し、夫と穏やかに暮らすはずだった栄子。しかし80代の両親は、年齢とともにますます頑固に。父は店員を怒鳴り、母は妊娠中の孫娘に無神経な言葉を投げかけます。それでも「長女の私がなんとかしないと」と耐える栄子。ところが、両親の横暴な言動はさらにエスカレートしていき…。

高齢の親を前に揺れる、家族だからこそ割り切れない葛藤を描くセミフィクション『わたしの親が老害なんて』をお送りします。

※本記事は西野みや子著の書籍『わたしの親が老害なんて』から一部抜粋・編集しました。

登場人物


■近くに住んでいる両親

おはよう


結婚して30年


夫はもうすぐ定年退職を迎える


夫婦だけの生活にも慣れてきたけれど


そういえば


飲み会で行けなくてごめん


まあ


めんどくさいのがさ…


わざわざ遠回りしないといけなくて…


そう!


買い物一緒に行くの?


まあ確かに…


着信


もしもしお母さんどうしたの?


今日は何時にうちに来るの?


あらそうご苦労様ね


パートですって


じゃあ待ってるわね


はぁ~


最近それが少し煩わしい


著=西野みや子/『わたしの親が老害なんて』