「冷房が強すぎるのよ!」真夏の電車で突然“窓を全開”にした女性。注意したら…“まさかの返し”に唖然
今回は、そんな車内に暑い風を招き入れた女性と、それを見かねた乗客のやり取りをご紹介しましょう。
◆「涼しい車内」に突然入り込んできた暑さ
ある真夏の午後。会社帰りの坂井菜穂さん(仮名・34歳)は、駅のホームで電車を待っていました。
「その日は本当に暑くて、外にいるだけで汗が止まらないような日でした。だから電車に乗った瞬間、涼しさにホッとしたんですよね」
「ところが発車して数分後、私の近くに立っていた50代ぐらいの女性が、突然窓を開け始めたんですよね」
女性は周囲の様子を気にすることもなく、開閉できる窓を大きく開け放ち「冷房が強すぎるのよ! 寒くてたまらないわ」と言いながら、窓から入ってくる生暖かな風にあたっていたそう。
外から一気に蒸し暑い風が車内へ流れ込みました。
「せっかく涼しかった車内が、急にムッと暑くなり不快指数が一気に上がってしまって。周りの人も汗を拭いたり、顔をしかめたりしていました」
それでも女性は、周囲の反応を気にする様子がなく、むしろ自分が快適になったことに満足したのか、開いた窓のそばでご満悦な様子だったそう。
◆「嫌なら移れば?」まさかの言葉に唖然
見かねた菜穂さんは「すみません、寒いのでしたら弱冷房車に移られた方がいいかもしれません。そうすれば、みんな気持ちよく過ごせると思います」と、できるだけ穏やかに声をかけました。
ところが女性は振り返ると、不満そうな表情を浮かべ「はぁ? 嫌ならあなたが他の車両に移ればいいじゃない」と言い放ったそう。
菜穂さんは思わず言葉を失いました。
「正直、驚きました。見るからに暑いと感じている人がたくさんいるのに……自分はまるで悪くないような言いっぷりで」
しかも女性は、その後も窓を閉める気配がありません。車内には、誰も口には出さないものの、なんとも気まずい空気が流れていたそう。
◆70代男性のひと言が車内の空気を変えた
「その時、少し離れた席に座っていた70代くらいの男性が、読んでいた新聞から顔を上げて、その女性に『電車はみんなで乗るものですよ』と声をかけたんですよね」
女性は「私は寒いんです」と不機嫌そうに男性を睨みつけました。
すると男性は、責めるような口調ではなく、穏やかに「電車って、不思議ですよね。『暑い』も『寒い』もいるから、みんなが少しずつ我慢して乗っているんです」と続けました。

