思い出を作りたいだけだった。遊園地での記憶も、父には何も残らない/家族を忘れた父親との23年間(10)

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記憶を失った父と、私はどう向き合うべきだった?
1996年夏。高校1年生のエミさんは、サラリーマンの父、専業主婦の母、中学2年生の妹と平穏に暮らしていました。しかしある日、父・ヒロシは脳にできた腫瘍が破裂した影響で、半身まひや失語症の障害を負ってしまいます。さらに記憶能力が大幅に欠如し、家族の顔さえ分からなくなっていくのでした。
脳に障害を負った父親を支える家族の、胸をえぐる実話のエピソードをお送りします。
※本記事は吉田いらこ著の書籍『家族を忘れた父親との23年間』から一部抜粋・編集しました。

■楽しい思い出
















著=吉田いらこ/『家族を忘れた父親との23年間』

