「推しは誰?」「わたし」。SNSで話題の“セルフ推し”で、自己肯定感低め女性の人生が変わった
〈自分を推しに置き換えたら? もっと大切にできるんじゃないだろうか〉と、“自分推し”最高説を唱えたのが、イラストレーターのワダシノブさん。イタリア人の夫と2人の子どもと、イタリア・トリノで暮らしています(〈 〉は同書からの引用、以下同)。
「セルフ推し活」という考えが芽生えたのは、ワダさんが推すK-POPグループが活動休止に入ったから。ある日突然、推しがいなくなってしまった空虚感。気力無くしたまま日々をやり過ごすなんて、時間がもったいない。いっそのこと一番身近な自分を推しにしてしまえばいい。そうです、自分だって世界でたったひとり、尊くて推すにふわさしい存在なのです。
あなたにとって“推し”って何でしょうか? 元気をもらえる、見ているだけで癒される、人によって様々です。
「彼らも頑張っているのだから、わたしも頑張ろう」、ワダさんにとっては、そんな存在でした。〈彼らの輝きを心の支えにするようになっていた〉というように、日々の辛さや悲しさを緩和してもらったり、努力を共有しているような感覚を覚える人も少なくないでしょう。
◆SNSで大反響だった「推しは私」というアイデア
推しが活動休止になった時、ワダさんがふと思いついてイラストとともにSNSにアップしたのが、
「推し活をしているの」
「へえ~。誰を推しているの?」
「わたし」
というセリフ。これが想像以上に反響があったといいます。
〈自分で自分を信じて期待する。自分をケアして、機嫌を取っていく〉。シンプルで深く、毎日が楽しくなるに違いない、セルフ推し活。具体例を、本書から紹介しますね。
◆推しに言わないことは、自分にも言わない
「自分なんかダメだから」「どうせ私には無理」etc. なにかと頭に浮かぶ言葉ですが、これってけっこう危険です。たったひとりの私を、無意識にディスっているのですから。私を推しと考えると、絶対に言えないと思いませんか。
良い成績、良い進学、良い就職。常に周りからのプレッシャーにさらされて、評価されることだけが成功の証だった、というワダさん。自己肯定感が低く、自分を認められない人はたくさんいます。
