現地時間8月18日(木)に英国王室はレディ・ルイーズ・ウィンザーが来月スコットランドにあるセント・アンドルーズ大学に入学することを明らかにした。レディ・ルイーズは現在18歳。エドワード王子の長女でエリザベス女王の孫にあたる。

セント・アンドルーズ大学はウィリアム王子とキャサリン妃の出身校。2人がここで出会い、恋に落ちたのはご存知の通り。王子は地理学、妃は美術史を学んでいるが、レディ・ルイーズは英文学や英語学を専攻するという。ちなみに入学試験の結果はAレベルだったと王室は発表している。

レディ・ルイーズの母ソフィー妃は昨年あるインタビューで娘の進路について聞かれると「無理強いはしないけれど彼女が望むなら大学に進学するでしょう」と回答、自主性を大切にしたいと強調していた。エドワード王子とソフィー妃は2人の子ども−レディ・ルイーズと第2子のセヴァーン子爵ジェームズが生まれたとき「王女」「王子」の称号、「殿下」の敬称を使わないことを選んでいる。妃は昨年のインタビューで「私たちは子どもたちが生活のために働かなくてはならない可能性が高いことを理解した上で育てています」「だから殿下の肩書きは使わないと決めました。18歳になったら2人はその肩書きを名乗るかどうか自分で選べます。でも使う可能性はとても低いでしょう」と語っている。レディ・ルイーズは昨年11月に18歳になったけれど、今も「王女殿下」は名乗っていない。

キャリッジドライビングが得意で競技会にも出場しているレディ・ルイーズ。今年5月に行われたホースショーでは故フィリップ王配のものだった馬車に乗った。これからどんな大学生活を送るのか続報を楽しみにしたい。