5月16日(現地時間)、アメリカ・テキサス州に住むケルシー・ゴールデンさんがFacebookに投稿した内容が話題に。なんと、彼女の2歳の息子バレット君が携帯電話を使い、31個ものチーズバーガーをデリバリーしてしまったという…。

<TODAY Food>のインタビューで、携帯電話を持って遊んでいる息子のバレット君を見て、「自分の写真を撮って遊んでいるだけだと思っていた」と明かしたケルシーさん。

けれど実際には、フードデリバリーサービス「ドアダッシュ」を利用しており、自宅から約9.6キロ離れたマクドナルドから31個ものチーズバーガーを注文していたことが明らかに!

お会計は、バーガー代61.58ドルと16ドル(約2,000円)のチップ、アプリ利用料金をあわせて、約1万1,700円もしたそう…。

「息子は携帯電話をタップしながら、腕や指を使ってジェットコースターに乗っているような動きをしていました。私はただ、息子が画面に映る自分の姿を見ながら、携帯電話を持って歩いているだけだと思っていたんです」「すると30分ほどしてドアダッシュ社から、『注文の品を届けるのに、もう少し時間がかかります』とメールが届いたんです」

I have 31 free cheeseburgers from McDonald’s if anyone is interested. Apparently my 2 yr old knows how to order doordash.

Posted by Kelsey Burkhalter Golden on Monday, May 16, 2022

ケルシーさんはこのメールを見て少し戸惑ったというものの、学校に行っている2人の子どものランチのためにハッピーセットを注文したのを忘れていた、と勘違いしてしまったそう。

そして学校のスタッフに電話して、「デリバリーを注文しておいたので、受け取りをお願いします」と伝言。それから学校関係者が子どもたちへの注文の品が届いていないことをケルシーさんに知らせたちょうどそのとき…配達員が自宅のドアをノックする音が――。

「ドアを開けたら、女の子が立っていて『31個のチーズバーガーです』と言ったんです。私は15秒くらい彼女を見つめてしまったのですが、少し気まずくなりながらも『ああ、ありがとう!』と伝えて受け取りました」「彼女はチップに喜んでくれたみたいでした(笑)。そして、家の中に戻って注文履歴を見たら、息子が携帯で遊んでいた時間に注文されていたんです」

このとき、「ドアダッシュ」や「アマゾン」での注文の際に、顔認証などの二段階認証が必要ないことを知ったというケイシーさん。そんな彼女の手もとには、31個ものチーズバーガーが…。

「息子はチーズバーガーが苦手なんですが、半分も食べてたんです。けれど、残り30個と半分のチーズバーガーが手もとに残りました」
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そこでケイシーさんは地元のFacebookグループに、無料でチーズバーガーを食べたい人を投稿で募集。すると多くの人から反応があり、結局地元の大家族や近所の人たち、妊娠中の女性に配ることに。

また彼女はこういった出来事を起こしたバレット君に対し、叱ることなく、逆に2歳でアプリを操作することができ 「ある意味天才少年ではないか」 ともコメント。

「無邪気な行動ですし、息子は私の携帯電話をいじっていただけです。完璧を求めすぎる必要はありません。子どもたちがとても幸せであるということが重要なのです」

以前には、スポンジ・ボブの大ファンである4歳のノア君が、約900個のスポンジ・ボブのアイスキャンディをネットで購入してしまったというニュースもあり、親の知らないところで子どもたちがネットショッピングをしてしまうことが多々あるよう…。

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子どもの行動は予期できないことも多いですが…まずは携帯電話のロックを忘れずに!(泣)