冷凍肉をそのまま焼くだけ!3つのコツを伝授♪

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今日は贅沢するぞ!という日に食べたいステーキ。

【画像:冷凍肉で『完璧ステーキ』が焼ける「3つのコツ」】をもっと見る

フライパンでお肉を焼くだけなのに、なぜかうまく作れないという人も多いのではないでしょうか?

「中までしっかり火を通そうと思ったら焼き過ぎた…」

「焼き過ぎたら固くなるし、レアすぎるのも怖い…」

と、家で作るのは意外と難しいもの。

とくに冷凍のステーキは、解凍するときにうま味たっぷりのドリップが流れ出てしまい、どうしてもパサパサになってしまいます。

もちろん高級な牛肉を買えばいいのですが、安いものでもおいしく焼ける方法が知りたいですよね。

今回は、冷凍のステーキ肉をジューシーに仕上げる方法をご紹介します。

とても簡単な方法なので、おいしいステーキを食べたい!という方はぜひ参考にしてください。

冷凍ステーキをおいしく焼くコツとは?

【冷凍ステーキ】凍ったまま焼くだけ

さっそく、冷凍のステーキ肉をおいしく焼くコツをご紹介します。

凍ったまま焼く

お肉は安売りしているときにまとめて買って、冷凍して保存している人は多いですよね。

料理に使うときは、あらかじめ冷蔵庫に移しておいたり、電子レンジで解凍して使っていたと思います。

ステーキを焼くときは「常温に戻す」というのはよく聞く話で、筆者は今までなんとなくその通りにしていました。

しかし、冷凍したステーキ肉は解凍せず凍ったまま焼くことで、ジューシーに仕上がるんだそう!

凍ったまま焼くことでお肉の表面が先に焼けて、ドリップが出ずおいしいステーキができます。

冷凍庫から出してすぐに焼いていいなんて、お腹がすいたらすぐに食べられて嬉しいですよね。

塩こしょうは最後に

「お肉は焼く前に常温に戻す」と同様当たり前だと思っていた「塩こしょうは焼く直前に」。

これも気にしなくていいんだとか。むしろ、こしょうを焼くと焦げてしまうので、最後にかけた方がおいしく仕上がるんだそうです。

塩については賛否両論ありますが、最初にふりかけると浸透圧でうま味が外に出てしまうため、最後にかけた方がいいというのが最近のトレンドだとか。

そもそも、凍ったカッチカチのお肉に塩こしょうをしてもしっかりと乗らず、フライパンの上に落ちてしまいます。

冷凍ステーキを焼くときは、「塩こしょうは最後に!」ということを覚えておきましょう。

冷凍ステーキ レシピ

今回は、アメリカ産の牛肉を凍ったまま焼いて、どのような仕上がりになるのか検証してみます。

材料

・ステーキ用の牛肉

・サラダ油or牛脂

・塩こしょう

作り方


1.冷たいフライパンに油をひき、凍ったままのステーキ肉を入れて強火にかけます。

ステーキ肉がフライパンに密着するよう、トングなどで軽く押さえつけましょう。

フタをしてそのまま1分ほど焼きます。

【ポイント】

こんがりと焼き色を付けるために、火加減は強火にしましょう。

フタをして蒸し焼きにすることで、中心までしっかり火を通すことができます。

2.1分たったら裏返して、フライパンに密着するようトングなどで軽く押さえつけます。

火加減は中火にし、フタをしてさらに1分ほど焼きましょう。

【冷凍ステーキ】フタをして余熱で火を通します


3.両面が焼けたら火を止めてフタをしたまま1分間放置し、余熱で火を通します。

余熱で火を通すことで中心部までゆっくりと加熱され、絶妙な焼き加減になります。

お皿に盛り付けて、塩こしょうやお好みのソースをかけていただきましょう。

※焼き時間はステーキ肉の厚さによって変わります。厚めのものを焼く場合は加熱と余熱の時間を調整しましょう。

実食

焼きあがったものを切ってみると、ちょうどいい焼き加減!

外はこんがり、なかはほどよいピンク色に仕上がっています。

いつもフライパンの中においしい肉汁が出てしまっていて、もったいないな〜と思っていたのですが、今回はそれほど出ていません。

肉汁がお肉の中にとどまってくれている証拠ですね!

【冷凍ステーキ】シンプルに塩こしょうだけでいただきます!

レタスとミニトマトを添えて、今回はシンプルに塩こしょうだけでいただきます。

食感はというと、噛めば噛むほど肉汁があふれ出て、しっとりジューシーでした。

正直冷凍のお肉を焼いたとは思えないほどの仕上がりです。

また、こしょうを最後に振ったことで香りが飛ばず、お肉のおいしさを引き立ててくれました。

お肉はまいたけやキウイに漬け込むと、タンパク質が分解されてやわらかい食感になります。

そのため、漬け込んでから冷凍してそのまま焼けばさらにおいしくなりそう。

冷凍ステーキをおいしく焼くのは難しいと思っていましたが、いろいろ試してみたくなりました。


ステーキというと「常温で戻してから焼く」「塩こしょうは焼く直前に」というのが常識だと思っていましたが、凍ったまま焼いて最後に塩こしょうを振った方がジューシーでおいしく仕上がることがわかりました。

・冷凍のまま焼く

・フタをして蒸し焼きに

・塩こしょうは最後に

3つのポイントだけ覚えておけば、誰でも簡単に美味しいステーキを焼くことができます。ぜひ試してみてくださいね。