【4月の開運日カレンダー】21日「大安」は、十二宿「建」とのダブル吉日! 参拝へ行くと運気アップ
――新しいことを始めたいとき、悪い出来事を避けたいとき、暦を活用してみてはいかがでしょうか? 4月の吉日・凶日をチェックして、1カ月をよりよく過ごしましょう!
■4月の吉日
・大安(たいあん)……3日、9日、15日、21日、27日
大安は、「大いに安し」の略。結婚、旅行、引っ越し、転職など、何ごとをするにも吉とされています。
・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)……2日、5日、8日、17日、20日、29日
「ひとつの粒が万倍に増える」という意味がある一粒万倍日。この日に行動を起こすと大きな成果がもたらされます。仕事始めや開店、お金を出すのに最適。ただ、苦労も倍になるので、ものやお金の借り入れは凶とされています。
・寅の日(とらのひ)……7日、19日
トラが「千里行って千里帰る」といわれていることから、旅行運が高まるといわれている日。また、トラの身体や縞模様は金運の象徴でもあることから、お金のご縁が強くなる日ともいわれています。
・巳の日(みのひ)……10日、22日
巳(へび)は、弁財天の使い。巳の日は、芸術や財運の仏様・弁財天のご縁日です。この日に弁財天が祀られている寺社や神社に参拝したり、お金にまつわる行動を起こすと、金運が高まるといわれています。
・天一天上(てんいちてんじょう)……10日〜25日
方位の神様である「天一神(てんいちじん)」が、天上に行く日。この日から16日間はどの方角に行ってもいい日とされています。ただしこの期間中、「日遊神(にちゆうしん)」が代わりに家の中にとどまるため、家の中を清潔にしなければ神様に怒られてしまうといわれています。
■4月の凶日
・不成就日(ふじょうじゅび)……1日、9日、17日、25日
悪い結果を招いたり、物事が失敗に終わってしまう凶日。事始めに悪く、願かけにも適さない日です。
・十方暮れ(じっぽうぐれ)……1日〜10日
十方暮れは、十干(天)と十二(地)の組み合わせが悪く、天地のバランスが崩れ、何をやってもうまくいかないとされる期間。結婚や旅行、相談ごとの凶日です。
・土用(どよう)……17日〜30日まで
土用とは、土の気が盛んになる期間。体調不良や争いごと、金銭トラブルなどの凶作用が強くなります。ただし、「間日(まび)」といわれる22日、23日、26日は土用の作用がありません。
■4月の注目日&要注意日
4月は「十方暮れ」から始まります。「十方暮れ」は、感情や思考と行動がうまく噛み合わない期間。忘れものや、やりとりのミスによるトラブルに気をつけましょう。
4月1日は「不成就日」。この日何かを始めるより、スマホやパソコンのデータ整理や不要なものの処分など、リセットにつながる行動をとるといいでしょう。二十八宿の中でも大吉祥日とされる「鬼宿日」と新月が重なっているため活動的になりがちですが、あまり動き回ると敵を作ってしまうので要注意です。
2日の「一粒万倍日」は「仏滅」と十二直の「破(やぶる)」と重なります。行動したことが悪い結果に繋がりやすい日ですが、「一粒万倍日」の効果でさらに悪化したり、悪いことが立て続けに起こったりするかも……。この日は、普段の行いを丁寧に。ラッキーが少しでも増えるよう、善い行いをするのもいいでしょう。5日と8日の「一粒万倍日」も同様です。
3日の「大安」も、十二直の「危(あやぶ)」と重なる吉凶混合の日。この日の九星は「二黒」で、誰かの面倒をみたり、サポートに回ったりすると徳を得られるでしょう。
「寅の日」の7日は、自分の頑張りや粘りを見せるといい日。苦手なことにも向き合ってみましょう。勝負に出たくなりやすい日ですが、「十方暮れ」が抜けるまで我慢です。
「不成就日」と「大安」が重なる9日は、自分本位になって、まわりを振り回してしまいやすい日。この日の九星「八白」の悪い一面が出てしまいそうです。衝突によるトラブルに気をつけて!
「十方暮れ」最後の日と「天上天一」最初の日が重なる10日。「巳の日」で、金運が高まる日です。この日は、水回りの掃除や換気、お財布のケアをしましょう。お金のめぐりがよくなります。
15日の「大安」は、九星が「五黄」。この日は、自分を曲げず、信念を貫くといいでしょう。誰かを説得するのにも適している日です。
17日から「土用」が始まります。季節の変わり目のこの日から、身体の不調が出やすくなります。しんどさを感じたら、すぐに休むようにしましょう。特にこの日は満月でもあり、感情が不安定になりやすいので注意。
17日の暦注は「一粒万倍日」と「不成就日」。凶の色が強くなります。自分の許容範囲を超えた行動はとらないようにしましょう。
金運が高まる「寅の日」の19日は、九星が「九紫」。お金の勉強や収入アップにつながる資格の勉強をするといい日です。帳簿や参考書を買いに出かけるのもいいでしょう。
二十四節気の穀雨である、20日は「一粒万倍日」。この日は、幸せの種まきを行いましょう。他人に尽くしやさしくすれば、いいことになって自分のもとへ返ってきます。
21日は「大安」、十二宿「建(たつ)」のダブル吉日です。この日は参拝に適しています。近所にある氏神神社や、いつも通っているお寺にお参りに行くといいでしょう。
「土用間日」の22日は、「巳の日」と二十八宿の吉日である「婁宿」と重なる吉日。土用の凶効果を気にせず、のびのびと過ごせます。新しいことを始めるなら、この日がチャンス! ただし「先勝」なので、朝から昼の間のうちに行動しましょう。
「天一天上」最後の日である25日は「不成就日」。いい運気が入ってきやすいように、片づけや掃除、身の回りを整理するといいでしょう。
27日は、十二直「破(やぶる)」と九星「八白」で、波乱が起きやすい日。吉日「大安」ですが、波風を立てず静かに過ごすのがオススメ。
29日は、吉日の「一粒万倍日」「鬼宿日」、凶期間「八専」と重なる吉凶混合の日。この日は、新しいことや建設的なことをするのはNG。何かの返事もすぐに返さないで、動向を見守るのが吉です。
「天一天上(てんいちてんじょう)」の影響で、1〜4日は北西、5日〜9日は北、26日〜30日は北東が凶方位になります。
新しい環境でスタートを切る人も多い4月。新生活のためのお買いものや挨拶まわりなど、大事な用事も増えるでしょう。吉日に用事を済ませれば、いい流れが生まれるかも!
ぜひ、活用してみてくださいね。
(咲羅紅)※画像出典/shutterstock