ボタンダウンシャツってNGなの…!? クールビズで絶対にしてはいけない「マナー違反」3選

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気温が上がってきていよいよ夏本番ですね! すでにクールビズが始まっている会社もあるかもしれませんが、夏場になると暑さのせいで服装がラフになりがち。

ラフになりすぎて、クライアントや同僚に不快な思いをさせているかも……? たとえ、クールビズだったとしても、マナーを押さえておきたいですよね。

そこで今回は、マナー講師の筆者が、クールビズでやりがちなマナー違反について3つご紹介します。

ボタンダウンシャツはNG?画像:kelly marken/PIXTA(ピクスタ)

ノーネクタイが許されているクールビズ期間中、どのようなシャツを選んでいますか? ボタンダウンのシャツは、襟が崩れにくいため、クールビズの定番シャツとして店頭でもよく見かけます。

ただ、ボタンダウンのシャツは、ポロという馬に乗って行なう競技で着用されており、一般的にカジュアルな印象があるといわれています。

ですから、ビジネスシーンでの着用はマナー違反と考える人もいらっしゃいます。しかし、今では定番化されているため、着方やTPOに合わせて着用すれば、筆者は必ずしもNGだとは思いません。

好印象に見える着こなしのポイントは、襟先のボタンは必ず留め、ボタンを外すのは第一ボタンまでにしておきましょう。着用を避けた方がよいシーンは、重要な商談や会議、マナーを大事にされているクライアントと会うときなどです。

また、冠婚葬祭ではボタンダウンのシャツは着ないようにしましょう。

オーバーサイズのシャツやパンツはNG画像:Yokohama Photo Base/PIXTA(ピクスタ)

時折、ご自身のカラダと服のサイズがあっていない人を見かけます。カラダに対して大きすぎたり、小さすぎたりすると、だらしない印象を与える可能性があります。できるだけカラダにジャストフィットするサイズを選ぶと、スッキリとして好印象に繋がります。

シャツであれば、首回りや胴回りサイズ、袖の長さなどを確認しましょう。パンツであれば、ウエスト周りや丈、パンツの太さなども確認するのをおすすめします。

クールビズ中は、薄着になりますので、少しの乱れでもマイナスな印象になりかねません。通常のスーツスタイル以上に気を配りましょう。

下着を着ないのはNG画像:プラナ/PIXTA(ピクスタ)

暑いからといって下着を着ないのはマナー違反です。シャツから素肌が透けるのは、相手も目のやり場に困りますし、不快にさせる可能性が高いです。ですから必ず下着は着用しましょう。

ただし、下着であれば何でもいいという訳ではなく、色やデザインに配慮する必要があります。

気をつけたいポイントは、「シャツの襟元から下着が見えないか」や「下着の色や柄が透けないか」ということです。

ノーネクタイでは、第一ボタンを外すことが多いため、首元が詰まった下着は襟元から見える可能性があります。また、白いシャツに対して黒い下着や柄が付いている下着は、シャツから透けて見える場合があります。

このような点を注意して、胸元が深めのものや、ベージュや白色などの下着を選ぶとよいでしょう。特におすすめは、Vネックで肌色に近いベージュの下着です。

最近では速乾性や冷感素材の下着が多く出ています。そのような下着を着れば、涼しく感じますし、汗染みも防げて清潔感が増すはずです。

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