ビューティージョギング☆ことはじめ

すっきりとしたプロポーションで姿勢も美しい−−そんな女性に憧れますよね。無駄のない美しい体づくりに効果のある最も手軽なワークアウトは、やはりジョギング。世界的なモデルたちの間でも、毎日のジョギングを習慣にしている人も少なくありません。そこで今回は、「最近、運動はちょっと……」というインドア女子でも気軽に始められる「ビューティージョギングの基本」をご紹介。キレイになるための正しい走り方を身につけましょう!

教えてくれたのは、緑いっぱいの代々木公園に隣接するカフェ&フィットネススタジオ「WIRED CAFE〈〉FIT」のRIECO先生です。

STEP1
走る前に、まず体をほぐす。基本のウォーミングアップ

まずは準備運動から。全身の筋肉をほぐし、関節の動きをスムーズにしておくことで、ケガや故障を防ぎます。両手首と両脚首の関節回し、ひざ回し、伸脚、アキレス腱伸ばし。さらに、上体を前屈させたり、腰をねじったりする一連のストレッチは、最低限やっておきましょう。


Point★ラクに走るためには骨盤と肩のストレッチも重要

「走るときに脚だけで走ろうとしてしまうと、脚に負担がかってしまいます。下半身は“骨盤”から前へ、上半身は“肩甲骨”を引くようにすると、脚が自然に前に出て、腕もテンポよく振れます。そのために、肩甲骨と骨盤まわりの筋肉・関節をスムーズに動くようなストレッチをしておくと、無駄な力を使わずに走れますよ」とRIECO先生。基本のストレッチ合わせて行ってみましょう!

【骨盤まわりのストレッチ】

肩幅に足を開いて腰に手をあて、上半身はまっすぐにしままで骨盤だけを前後に動かす。5〜10回繰り返す。

【肩甲骨まわりのストレッチ】

背筋を伸ばして立ち、腕をまっすぐにしたまま、肩全体を使って大きく上げ下げする。15〜20回繰り返す。

STEP2
姿勢&呼吸法の基本を押さえて走ろう!

走るときに重要なのは「姿勢」と「呼吸」。この2つに気を配るだけで、走りがラクになるはずですよ。

○上半身をまっすぐに保ち、目線は前へ

骨盤をやや前傾させて、背筋をしっかりと伸ばした状態をキープ。
(A)目線はまっすぐ前へ
(B)(C)肩は力を抜いた状態で、ひじをうしろに引いて肩甲骨を動かす。
(D)無理に足だけを前に出そうとするのではなく、骨盤が動いて自然と足が前に出るイメージで。そのとき、足の付け根からつま先まではまっすぐをキープ。


×こんな姿勢はNG!

前かがみの姿勢で走ると、脚にも腰にも負担がかかるので注意。
最初は自分では分かりにくいので、スクールの先生やジョギングのパートナーにチェックしてもらったり、鏡で確認したりするなど工夫してみましょう。


●呼吸は深く、リラックスした状態で

「しっかり吐くこと」を意識すると、自然に深く吸うことができます。はじめは話しながら走れるくらいの無理のないスピードを心がけ、長く走り続ければ脂肪がより燃焼して、ダイエット効果も高くなるそう。なるほど、必死に速く走っても長くキープできなければ、あまり効果がないんですね。

Point★ジョギング後のストレッチで筋肉疲労を軽くする

普段運動をしていないと、あとでつらい筋肉痛が……。そうならないためにも、ジョギング後は全身をストレッチしておきましょう。特に脚の太ももの外側や内側は筋肉痛がおきやすいので、よくストレッチしておきます。
直後に体をケアし、疲れをなるべく残さないことが、楽しく続ける秘訣です!


STEP3
三日坊主で終わらせないために


「ビギナーでも、続ければ1年後にはフルマラソンの大会に出るのも夢じゃありません。」とRIECO先生。そこで、無理せず続けられるジョギングスケジュールを作ってもらいました。