手が血だらけ!? 二度寝による失敗6選

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「春眠暁を覚えず」といいますが、春どころか1年中眠いときは眠いものですよね。できることなら、思う存分気がすむまで寝たいものですが、そうはいっていられないシチュエーションも多々あるわけで……。もうひと眠りするつもりが、「しまった! 出かける5分前だ」なんて慌てて飛び起きるようなことも、多くの人が経験しているのではないでしょうか。ついついやってしまう二度寝を防止するために、女性のアンケートから対策を探ってみたいと思います。

■みんな二度寝に悩んでいる

アラームの鳴ったスマホを片手に、まどろみながら「あともう少し……」。そんな二度寝の甘美な誘惑に負けてしまったことのある女性は、どのくらいいるのでしょうか。まずはアンケート結果を見てみましょう。

◇二度寝したことはある?

Q.あなたは二度寝をしたことがありますか?

はい(90.0%)
いいえ(10.0%)
※有効回答数390件

9割の人が二度寝の経験があるという結果になりました。私自身、二度寝どころか三度寝、はたまた四度寝までしてしまうこともあるので、正直「二度寝をしたことがない」人が、1割もいることに驚きです……。また、今回のアンケートでは、そんな二度寝によるハプニング話も豊富に出そろいました。失敗談をいくつかピックアップしてみましょう。

◇びっくり! 二度寝による失敗談

☆肝心な日に大遅刻

・「シフト制の仕事の日、しかも他店への応援で出勤しなければならない状況で、始業開始時刻に起きてしまった」(27歳/建設・土木/事務系専門職)

・「高校の修学旅行のとき、集合時間に間に合わず、新幹線で後からひとりで追いかけた」(33歳/生保・損保/営業職)

☆他人を巻き添え

・「大学時代、朝7時に集合して遠征に出かける予定だったのに、集合時間に目覚めた。家の前まで大型バスが迎えに来た」(26歳/食品・飲料/事務系専門職)

・「旅行のチケット類をすべて自分が持っていたのに遅刻してしまい、時間どおりに来ていた友だちまで巻き添えにしてしまった」(23歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

☆慌てすぎて……

・「デートの待ち合わせに遅刻して、しかも眉毛を片方描き忘れていた」(31歳/その他/その他)

・「寝過ごして、バイトに遅れそうになって飛び起きた拍子に手をどこかにぶつけて、気がついたら手が血だらけになっていた」(27歳/医療・福祉/専門職)

思っていたより早く起きてしまって、もう一度寝たら取り返しのつかないことに……という残念なパターンや、「スヌーズ機能を使っても寝続けてしまい大遅刻」という熟睡パターン、さらには延々と惰眠をむさぼってしまって「今日が何日なのかわからなくなる」という豪快なパターンなど、とにかく二度寝に関する失敗談は尽きません。ただ、二度寝をしたことによって、デートに遅刻してフラれてしまったり、仕事に遅れて怒られてしまったりなど、時には大きすぎる代償も。二度寝をしないに越したことはありませんね……。

■二度寝しないためにはどうすればいい?

では、二度寝をしないために、何か有効な方法はあるのでしょうか? 日々、二度寝の誘惑と闘っている女性たちに、二度寝防止のためのマイルールを教えてもらいましょう。

◇働く女性が試している、二度寝を防ぐ方法5選

☆まずは寝る前にひと工夫

・「早く眠れるよう、適度な運動やヨガなどのエクササイズをする」(33歳/運輸・倉庫/その他)

・「お風呂にゆっくり入り、温まっているうちに布団に入る」(31歳/学校・教育関連/専門職)

☆目覚ましを遠くに置く

・「大音量の目覚まし時計をあえて遠くに置いておく」(23歳/小売店/販売職・サービス系)

・「部屋の四隅に目覚し時計を置いている」(23歳/マスコミ・広告/事務系専門職)

☆日光を浴びる

・「起きたらベッド横のカーテンをすぐ開ける」(34歳/金融・証券/事務系専門職)

・「目覚ましを窓際近くに置く。止めるついでにカーテンも開けて日差しを浴びるようにしている」(28歳/その他/その他)

☆楽しい予定を励みにする

・「目が覚めたら楽しい予定があることを思い浮かべて、無理矢理起きる」(25歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)

・「毎日、NHKの連続テレビ小説を見ている。見たいという気持ちで起きる」(26歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

☆すぐに体を動かす

・「起きてすぐトイレに行って、もうベッドに戻らない」(22歳/小売店/販売職・サービス系)

・「なるべく早く寝て、起きてすぐにシャワーを浴びる」(28歳/その他/販売職・サービス系)

二度寝の防止策を講じるなら、前日の夜から。適度な運動をしたり、お風呂に入って体を温めたりしましょう。そして、肝心の目覚まし。携帯と目覚まし時計の二刀流や、スヌーズ機能を使って何度もアラームをかける人も多いようです。無事に起きられた後は、ひとまず立ち上がって行動するのがおすすめ。カーテンを開けて日光を浴び、気持ちをシャキッとさせるのもいいですね。また、起きた後の楽しみを作るのも効果的。おいしい朝食を用意しておくなど、ちょっとしたご褒美を用意することで、すんなり起きられるかもしれません。

■二度寝をせず、ゆとりのある朝を送ろう

気をつけていても、ついつい発動してしまう二度寝癖。しかし、遅刻することでまわりの人に迷惑をかけたり、自分の評価が下がったりすることもあるので、なるべく一発で起きたいものです。ぜひ今回紹介した方法を試して、自分に合ったものを見つけてくださいね。

(真貝まどか)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年4月18日〜4月21日
調査人数:390人(22〜34歳の未婚女性)