編集Tが通う、心やすまるカフェ&喫茶店。「渋カフェ」その7
庭とかき氷とお餅。梅屋敷の〈福田屋〉で昭和補給!

Hanakoスイーツ担当が、
プライベートで訪れるカフェ&喫茶店をご紹介しています。
レトロなテーブル、懐かしくてかわいいメニュー。
不思議と落ち着く「渋カフェ」。
ウッディな世界で、のんびりしたひとときを。

今回の渋カフェは梅屋敷の〈福田屋〉。
梅屋敷ってどこ?
と思う人もいると思いますが、
京急蒲田駅の一つ品川寄りにある駅なのです。
近くに海浜公園があったり、
ビーチバレーコートがあったり。
実は意外と東京のオアシスゾーン。
羽田も近いけど、
不思議なくらいフライトの音はしないエリア。
その一角にひっそりと〈福田屋〉はあります。

氷レモン180円!
そう。実はこちら、値段も昭和プライスのまま。
その据え置きっぷりに涙腺が刺激されるほど。
懐かしいレモンシロップ。
進化系のかき氷を食べ飽きた人にも新鮮かも。

クリームあんみつ250円。

もう一つのごちそうは、
庭の眺め。
梅屋敷という地名、この辺りに梅の咲くお屋敷があったことに由来するのですが、
もしかしたらここが梅屋敷なのかも!? と思ってしまうくらい。
実際、梅の木もあるそうです。
そして小さな座面のグリーンの椅子と
日焼けしたプリント大理石のテーブルも心震えるポイント。
左端がご主人。
注文すると笑顔でいつも応えてくれます。それも嬉しい。

メニューの一部。
左から6番目、
「氷水」??
気になりますよね。

ジャーン!
右が氷水180円。
打ち間違いじゃないです。。。。こおりすい。
透明のシロップがかかったかき氷。
これが実に美味い!
えっなんで?? と思ってしまうくらい。
シンプルイズベスト。
厨房を覗いたら「スワン」の氷削器が。
おそらくフンワリとジャリの中間くらい。
削り加減が昔のままなのか聞きそびれました。
左はアイスクリーム70円!!

当然、地元のお客さんが絶えません。
近所にあったらそりゃ、毎日通います。
表のドアが開いたオープンマインド感も
昭和のままなのかも。

ソフトクリームも人気。
スタンド、かわいすぎる。
イートーインもテイクアウトも120円。
無自覚なフォトジェニック。
ああ、田舎の通学路ですれ違った初恋思い出した!

お餅メニューもぜひ。おぞう煮180円。

いそべ巻き180円も絶品なので、お試しを。
炭火で焼く香ばしい匂いが、厨房から。。。。
どんなアロマも勝てません。

かつては海苔屋さんもやっていたというこちら。
懐かしい昭和の面影を残した東京に触れることが出来るかもしれません。

〈福田屋〉
東京都大田区大森東4-35-7
☎︎03-3761-0281
8:00~19:00(18:45LO)
木休(祝翌休)
36席
喫煙