7月14日(金)「イルミ女子部」の第3回ミーティングが開催された

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女性目線でイルミネーションをプロデュースする集団「イルミ女子部」の第3回ミーティングが7月14日(金)に行われた。

【写真を見る】16年に実施されたイルミネーションを説明する丸々氏(右)

前回のミーティングでは、メンバーそれぞれが考案したイルミネーションのプレゼンテーションを行い、「花」「動物」「体験参加型」「SNS映え」などの共通したイメージがあることが確認できた。

今回のミーティングでは、「イルミ女子部」の監督である夜景観光コンベンションビューロー代表・丸々もとお氏から、2017年度に「イルミ女子部」がプロデュースする予定となった施設を発表!

「さっそく某施設にアタックをしたところ、『イルミ女子部』という企画の面白さに賛同してくれ、『いいね、やりたいね!』とご興味を持っていただき、提案の機会を得られることになった。」(丸々)

某施設とは、首都圏のとある有名な娯楽施設。丸々氏はまず、16年にその施設でどんなテーマのイルミネーションが実施されたかを紹介した上で、「イルミ女子部」がプロデュース予定のエリアについて説明。

「植栽帯、樹木、階段と、階段の下にフォトスポットを作れる場所もある広めのエリア。階段を活用して、下から上、上から下などの動線でイルミネーションを見せていくやり方ができます。このエリアに『イルミ女子部』で考えたアイデアをどんどん入れていきたいです」(丸々)

まだ正式決定ではないものの、プロデュース予定の場所が決まると、「ここで何をするか」の具体的なイメージも湧きやすくなる。そこで、さまざまな施設の過去のイルミネーション演出事例を参考に、下記のテーマでブレインストーミングを行った。

・フラワー型イルミネーションはどのようなものがいいか。

・植栽帯、樹木、階段はどのように演出していくか。

・フォトスポットはどんな形状のものにしたいか。

「植栽帯を埋める花は、種類で分けると統一感があると思います」(加藤沙季)、「さらに春、夏など季節ごとに分けて、樹木にも春は花、夏は緑の葉をつけるなどしたいです」(諸富希実)、「木と木の間に小さなゴンドラを吊るしてみたいです」(岡部成美)、「インスタグラムの写真が正方形なので、フォトスポットはその正方形にきれいに収まるものがいい」(桐本みどり)など、それぞれが自由にアイデア出した。

次回はいよいよ、プロデュース予定施設の担当者へのプレゼンテーション。「『イルミ女子部』について紹介しつつ、私たちのアイデアを話していきます。そのための説明資料を私が当日までに作成しますので、事前にみなさんの意見をいただきたいと思います。今日話し合った議題を持ち帰って、『ここにこういうものを置いたほうがいい』など、さらに付け足したい要素とタイトル案を提出してください。プレゼンテーション当日は、自分が提案した企画は自分でプレゼンしていただきます」(丸々)

丸々氏の最後の一言に、背筋が伸びるイルミ女子たち。

「具体的なイメージが湧くようになったので、しっかり案を固めたいなと思いました」(諸富)、「自分で考えたイルミネーションを具体的にこう設置できるとプレゼンできるような図を考えたいと思います」(桐本)、「今までは現実感がなかったのですが、徐々に本格的になってきたので頑張りたいです」(加藤)、「みんなが出した案それぞれが通っているのがすごくうれしいです。出来上がりが楽しみになってきました」(岡部)

施設担当者へのプレゼン終了後は、現地視察や、イルミネーションのパーツを製作するメーカーなどを見学する予定も。ことし11月のイルミネーション開始に向けて、活動が活発化してきた「イルミ女子部」。キラキラ輝く冬を演出するために、この夏はたくさんの汗を流すことになりそう!? 【ウォーカープラス「夜景時間」/取材・文=大西淳子