サッポロビール博物館/明治時代にビートの製糖工場として作られた建物で「北海道遺産」に登録されている

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札幌は日本で初めて官営のビール工場が作られた街なんです。その面影を残すビール専門の博物館や、かつての工場など、ビール造りに関することを学べる珍しいスポットがあります。そして、ここでしか飲めないレアなビールも! 工場直送のこだわりビールとともに相性抜群の料理が楽しめる飲食店もたくさんありますよ。その中からビール好きには絶対見逃せないスポットを4つご紹介します。

開拓使麦酒醸造所/大正時代のレンガの建物と黒い煙突が目印

■ 【サッポロビール博物館】「美味しく」学べる国内唯一のビール博物館

明治時代に北海道発展の国策としてビール製造が行われて140年。そのビールの歴史を、大迫力の6Kワイドシアターやブランドコミュニケーターからの説明を通して学べる。創業当時の味を復元した「復刻札幌製麦酒」の試飲ができるプレミアムツアー(500円)がおすすめ。(入場無料)

■住所:札幌市東区北7東9 サッポロガーデンパーク内 ■電話番号:011・748・1876 ■営業時間:11:30 〜 20:00(プレミアムツアー最終回18:30、LO19:30) ■休み:12/31

■ 【開拓使麦酒醸造所】日本のビール産業の発祥の地

「サッポロファクトリー」にある、大正時代に造られた黒い大きな煙突が印象的なレンガの建物。内部には、ビールを作る仕込み釜などの醸造設備のほか、麦酒醸造所誕生の物語を秘めた貴重な写真資料などが展示されている。1Fの「賣捌所」(うりさばきしょ)では、有料で新鮮な地ビールを楽しむことができる。

■住所:札幌市中央区北2東4 ■電話番号:011・207・5000 ■営業時間:札幌開拓使麦酒醸造所(2F)見学10:00 〜 22:00、賣捌所(1F)「有料試飲」11:00 〜 20:00 ■休み:なし ■席数:10席(分煙)

■ 【ビヤホールライオン狸小路店】北海道に現存する最古のビヤホール

生ビールを一度で注ぎながら自然な泡を作り出す「一度注ぎ」により、すっきりと飲みやすい極上のサッポロ生ビールが楽しめる。ビールに相性抜群のステーキ、ソーセージ、ポテト料理など、当店自慢のビヤホール料理も勢揃い。「エンジョイバリューコース(¥3,000)」がおすすめ。

■住所:札幌市中央区南2西2-7 サッポロビル1F ■電話番号:011・251・1573 ■営業時間:月曜〜土曜は11:30 〜 22:00(LO21:30)、日曜祝日は11:30 〜 21:30(LO21:00) ■休み:なし ■席数:250席(喫煙可、但しランチタイム禁煙)

 

■ 【サッポロビール園】赤レンガを望みながらのジンギスカンは格別

サッポロビール博物館に隣接し、開拓使時代の歴史を感じながら工場直送のビールと北海道遺産のジンギスカンをタイプの異なる5つのホールで楽しむことができる。プレミアムビールのパイオニア「サッポロファイブスター」はここでしか飲めないビール。「名物生ラムジンギスカン食べ飲み放題」は100分間4,212円。

■住所:札幌市東区北7東9-2-10 ■電話番号:0120・150・550 ■営業時間:11:30 〜 22:00(LO21:30) ■休み:12/31 ■席数:2,000席(分煙)

ビール好きにはたまらない街・札幌。ぜひ札幌グルメとあわせて満喫してください!

【北海道Walker編集部】