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フェンディ(Fendi)およびシャネル(Chanel)のデザイナーとして知られる大御所デザイナー、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が、より手頃な価格で彼のデザインを堪能できる婦人服のセカンドライン“カール”(Karl)を新たに立ち上げると発表した。イブニングウェアとカジュアルな普段着を含む100点のアイテムからなるコレクションは、ロックンロールがインスピレーションというだけあってシルバーのジーンズや黒のミニドレス、デニム類などが中心で、小売価格は60ドル(約4500円)から450ドル(約34,000円)までとかなりお手頃。

「今を生きる人々が求める最新のファッションに、現在の私のテイストとスタイルを反映させたコレクション」とWWDに語ったラガーフェルドは、「より多くの人たちが手を伸ばせるような、値段の高過ぎないラインを立ち上げたいと前々から考えていたんだが、高級ブランドとしてのステイタスにこだわる過去のビジネス・パートナーらは、そういった動きに乗り気じゃなかった」と説明する。

この新たなコレクションは来年1月のパリ・クチュール・ウィークで初のお披露目をした後、ファッション通販サイトNet-A-Porterで独占販売される予定で、2月からはラガーフェルド自身の公式サイトkarllagerfeld.comでも購入することが出来るようになるとのこと。

独占販売権を獲得したNet-A-Porterの創設者で取締役を務めるナタリー・マセネット(Natalie Massenet)は、今回のコレクションについて米Vogue誌に「ラガーフェルドが新たに手掛ける“カール”の立ち上げにパートナーとして関わることが出来たのは、とても光栄でエキサイティングなことです。内容を見た瞬間からすっかり虜になってしまったこの素晴らしいコレクションを、カール・ラガーフェルドをアイコンとして崇める世界中のファッション好きに紹介するのが待ち切れません。彼の代名詞である他に類を見ないシックで華やかなストリート系ファッションを堪能したいという女性たちには、まさに待望のコレクションと言えるでしょう」と語った。

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