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“ものづくり大国”と呼ばれる日本。欧米やアメリカにくらべ、キヤノンやソニーなど世界ブランドとして認知されている日本産業のほとんどが製造メーカーなのだ。ところが日本人のものづくりスピリットがもはや伝統として失われつつある分野が数多いのも事実。そんな中、日本が世界に誇るシルク産業の核となってきた伝統技術のひとつ「横浜捺染」が新たな生命を未来へつなげるべく生まれ変わろうとしている。今回、「横浜捺染」の技術継承に賛同したのは、色の魔術師としても名高いデザイナー髙田賢三氏だ。パリで自身のコレクションを発表し、数々の賞を受賞してきた氏のライフワークの1つとして、クリエーションにおける異業種とのコラボレート事業を展開している。そして、満を持してYOKOHAMA KOBO collaborated by Kenzo Takadaが始動した。

「横浜捺染」は、横浜開港150年の歴史を持ち「捺染」と「縫製」の技術はウィーン万博でも絶賛を博した。以降、横浜港から世界に輸出されてきた横浜スカーフは、和洋問わず繊細な柄をシルク特有の優雅さで仕立てた日本の美で世界中の人々を魅了してきた。今回発表されるアイテムは、ストール、スカーフ、ハンカチで、いずれもその伝統的な色彩の美しさを活かした絵画的なモチーフによるモダンなデザイン。春、夏に向けてアネモネやダリアなどの花模様のスカ-フで、これまでとひと味違ったファッションを楽しんでみてはいかがだろうか。


商品のラインナップはストール（8,000円〜40,000円）、スカーフ（10,000円〜30,000円）、ハンカチ（1,000円〜3,000円）

■YOKOHAMA KOBO collaborated by Kenzo Takada
お問い合わせ　Tel：045-742-4083

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