「叱ると学校に来なくなる子も…」元小学校教員が明かす、令和の教室で“きびしい指導”が難しい実情
1290万回再生(2026年9月現在)を記録する人気ショート動画、「小学校2年担任のイレギュラー多めな1日」は、教師の仕事の忙しさやリアルな日常が詰まった内容に、多くの共感が寄せられました。
なぜ、教師の日常を追った動画はこれほどの反響を呼んだのでしょうか。また、令和の小学生や学級崩壊のリアルや、元教員だからこそ知る「学校の本音」を、ささTさんに聞きました。
◆突然の転校宣言? 気が休まらない教師の1日
--ささTさんのチャンネルでは、「教師の1日」を追った動画が人気ですが、実際にどんなことが大変ですか?
ささTさん(以下、ささT):一日中気を張っていなければならないことだと思います。常に何かが起こりますし、給食を食べているときも休憩ではありません。子どもたちといるのはすごく楽しいけれど、その背後にいる保護者のことも考えなければいけないので正直大変ですね。目の前の子どものために行動しても、あとで保護者からいろいろと言われてしまったり。
--先生が焦るのはどんな瞬間なのでしょうか。
ささT:動画では、ある児童が終業式の日に突然「夏休み中に引っ越すんだ」と言ってきて、転校するのかとびっくりして保護者に確認すると、学区内の転居だったというパターンを紹介しましたが、そういうことが実際にあったりします。逆に、子どもから重要な話を聞いて保護者に確認したら本当だったというケースもありますね。
また、お金に関することは少しでも間違いがあると不祥事になるので焦ります。集金した金額が足りなかったり、持ってきたのに無くしてしまったり。よく探すと、ランドセルの奥深くにお金が落ちていたり、子どもが間違った金額を保護者に伝えていたことが原因ということもあります。
私が勤務していた神奈川県では、給食費は口座引き落としになったのですが、教材費はまだまだ集金することが多いので大変でした。

