東京バレエ団『くるみ割り人形』“20世紀最高の巨匠”ベジャールによる振付、東京で7年ぶり上演

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モーリス・ベジャールの振付による東京バレエ団のバレエ『くるみ割り人形』が、東京・上野の東京文化会館にて、2025年2月7日(金)・8日(土)・9日(日)に上演される。

ベジャール『くるみ割り人形』7年ぶりの上演

20世紀最高の巨匠と称される振付家、モーリス・ベジャール。イーゴリ・ストラヴィンスキーの『春の祭典』で衝撃的な成功を収めたベジャールは、生涯にわたって300以上の創作に取り組んだ。今回、東京バレエ団の創立60周年シリーズの一環として、ベジャールの振付による『くるみ割り人形』を、7年ぶりに上演する。

ベジャール子供時代の思い出が着想源

ベジャールの振付による『くるみ割り人形』は、自身の子供時代の思い出が着想源。クリスマスの夜、死んだ母親を思い出して悲しむ少年ビムのもとに、夢の中なのか、母親が現れる。家族の団欒、バレエのレッスンなどが続くなか、突然、巨大なヴィーナス像が出現し、そこから現れたビムと母親が踊りを披露。やがて、ビムがモミの木のそばで目を覚ますと、そこに母親からのプレゼントを見つけるというファンタジーが、ピョートル・チャイコフスキーによる音楽のもとに繰り広げられる。

国際的に活躍するダニール・シムキンが特別出演

本公演では、国際的にゲストダンサーとして活躍するダニール・シムキンが特別出演。愛猫家であるベジャールが新たに設定した、ビムの飼い猫フェリックスを演じる。加えて、振付の指導にあたるジル・ロマンも特別出演する予定だ。

詳細

ベジャールの『くるみ割り人形』全2幕
日程・開演時間:2025年2月7日(金)19:00、2月8日(土)14:00、2月9日(日)14:00
会場:東京文化会館
住所:東京都台東区上野公園5-45
振付:モーリス・ベジャール
音楽:ピョートル・チャイコフスキー
上演時間:約2時間10分(休憩1回含む)
※音楽は、特別録音による音源を使用

■チケット情報
発売日:2024年11月1日(金)10:00
入場料:S 14,500円、A 12,000円、B 9,000円、C 7,000円、D 5,000円、E 3,000円
※4歳以下の入場不可
※チケットは、NBSウェブチケット、NBSチケットセンターほかにて販売(詳細については公式サイトを参照)

【問い合わせ先】
NBSチケットセンター
TEL:03-3791-8888(平日 10:00〜16:00 / 土・日曜日、祝日休み)


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