【クローゼットの整え方】取り出してもぐちゃぐちゃにならない「片手でつかめる畳み方」/撮影/木村文平

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ごちゃつきがちな引き出しの中。やっと選んで取り出してみたものの、残った衣類がぐちゃぐちゃに...。そんな日々を解消すべく、毎日の服選びが楽になる収納法をプロに教わました!今回は、衣類の取り出しやすい畳み方をご紹介します。

【画像で確認】ごちゃつかずスッキリ収納できる「靴下の畳み方」は?

教えてくれたのは▷能登屋英里さん

ビジュアルコンサルタント、整理収納アドバイザー。52平方メートルのマンションに家族3人で暮らし、約1.5畳のクローゼットに全員の服を収納。雑誌レタスクラブ「家事が2割減る片づけ」を連載中。

【迷いのクローゼット】引き出しの中から取りだしにくい…

コレで迷わない!片手でつかめる畳み方にする

■トレーナーやニット類

⇒首まわりを互い違いにして平置きする

2軍のトレーナーやニットは、身頃がみえるようにたたみ、首まわりを上下互い違いに重ねると、厚みを均等にでき、引き出しが引っかからない。重ねるのは、2〜3枚が目安。

■シャツとパンツ類

⇒深さにあわせて立てられるたたみ方に

シャツやカットソーは身頃を縦半分に折り、丈を三つ折りや四つ折りなど、引き出しの深さに合わせて折ると立てやすい。

パンツやスカートも深さに合わせ、手前にオンシーズンの服を。

■インナー類、靴下

⇒インナー類はカップのあるもの、ないもの、ボトム類で仕切る

カップつきインナーは、カップを重ねるようにまとめ、それ以外はトップス類、レギンスなどのボトムス類など、仕切りを設けてジャンルで分ければ、放り込み収納でOK。

⇒靴下は手のひらサイズに畳み、季節ごとに並べる

両足分を重ね、三つ折りするように、つま先部分をゴム口部分に入れ込むと、すっきりコンパクトに。シーズンに合わせて薄手や厚地など、おおまかに区切って収納を。

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引き出しのごちゃつきが気になってたまに整理するけれど、いつのまにか元の通りになってしまう...。という人は、洋服や靴下の「畳み方」をまず変えてみてくださいね!

撮影/木村文平 イラスト/日江井香 編集協力/田中理恵

文=徳永陽子