「私は幸せだよ……」自分の人生に満足しているはずなのに、なぜだろう……。
嫉妬したり、羨んだり。結局はみんな、ないものねだりなんだ。
女性の生きづらさ・心の葛藤を、インスタグラムで人気のゆき蔵さんが描きます。

ないものねだりの女達 Vol.207

「お互いを認め合って、本音を言い合える夫婦になりたかった」。
後輩の霞さんに問い詰められて、渚さんはついに自分の本心を口にすることができました。
霞さんの言葉がきっかけで、ずっと一人で我慢していた渚さんの夫婦関係に、変化が訪れます。

仕事に忙しい夫の光一さんは、帰宅した渚さんのほうを振り向きもしません。
いつもならやみくもにショックを受けてしまうところを、「夫と一生を共にできるのか？」と冷静に考え始めるのでした……。
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（ゆき蔵）