マッチングアプリで結婚はできない恋を繰り返す女性がいます。軽い扱いをされているのを見落とし、毎回残念な恋をしてしまう女性が気を付けるポイントをお伝えします。

大事にされない恋愛を繰り返すダメンズ

こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。

モテないわけではなく、過去に数人彼氏がいたけれど、みんなから大事に扱われてこなかった…。そんな女性もいらっしゃいます。

私は婚活コンサルをしていますが、個人的な得意不得意だと恋愛経験がない女性のお手伝いの方が簡単です。恋愛経験がない女性は行動に慎重で、なかなか動かないのですが、やる前に何度も確認・質問してくれます。

一方で、恋愛経験がある方は、行動に慎重さがあまりないことも多く、どんどん相手との距離を縮めてしまうのです。

例えば、アプリを使ってマッチングした初日に「なんて呼べばいいの?」とため口で聞いてくる相手に警戒心を持たず、そういうものかなと思って答えてしまうことが多いようです。

行動した後で、ホテルに行っちゃったような事実を無かったことにはできないし、ため口でメッセージのやり取りするようになった相手と、敬語に戻し距離を保った関係にすることもできません。

マッチングアプリは今や婚活のメインの出会い方です。マッチングアプリが悪いものではないけれど、男を見る目がなく隙がありすぎる方は、ここで短命の恋を繰り返してしまうのです。

今回は、マッチングアプリ内で雑に扱われている事例をお伝えします。

マッチングアプリで最初からため口の男性は、関わるのをやめた方がいい

マッチングアプリで婚活女性が避けたいのが、結婚や真面目な交際を目的としていない男性と出会うことでしょう。実際に、体目的の男性はいます。

末長い付き合いではなく多くの女性と出会うことが目的であるため、彼らは距離感をいきなり縮めてくることが多いようです。参考記事「現役ナンパコンサルに取材!マッチングアプリに潜む“ヤリモク”の特徴とは」

会う前からため口の男性とは関わるのをやめた方がいいでしょう。とはいえ、どこからが馴れ馴れしいのか線引きは難しいもの。

マッチングして1通目に、「よろしくね」と送られてきたら、その程度はため口とは思わないのではないでしょうか。

1通目は女性の方から「はじめまして。A県北部に住んでいるSです。どうぞよろしくお願いいたします。お住まいはどちらですか?」と敬語でメッセージを送ってみてはいかがでしょうか。

こちらが敬語なのに敬語で返してこない相手は関わらない方がよいと言えます。マッチングアプリは都道府県レベルでしか住んでいるエリアが分かりません。1通目で居住地を質問すると、会える距離に住んでいる相手なのどうかもわかるので、おすすめです。

また、自己紹介文もフランクすぎたり、隙が多いように感じる情報が盛り込まれていると、ため口でメッセージを送ってくる人が増えます。

「有料期間が終わるから個人情報を交換したい」という提案は身勝手

だいたいマッチングアプリは男性ユーザーが多く、女性の方が少ないため、女性は登録するだけで「いいね」が殺到します。30代で3桁「いいね」がつくので、モテると錯覚もしやすいのです。

マッチングアプリは男性が有料で、女性が無料という料金体系が多いです。

男性は無料でも登録できるのですが、無料会員はメッセージのやり取りができなかったり機能に制限があります。

料金は1か月3,000〜4,000円が相場で、3か月コースや半年コースという長期コースだと、1か月あたりの料金がもう少しリーズナブルになります。半年コースで登録したものの、2か月目で彼女ができたから2か月で退会するとしても、差額は戻ってきません。

男性は、自分が少し不利な環境でお金を使い、女性との出会いを獲得しようとしているのです。コスパよく出会いたいと思う男性も当然出てきます。

プロフィールに「今月だけ有料期間で登録しています」と書いていたり、マッチングしてから「もうすぐ有料期間が終わるので連絡先交換したいです」と言ってくる男性の話はよく聞きます。

コスパよく出会いたいのは向こうの都合であって、女性側への配慮がありません。ここで警戒心が強い女性は関わるのやめるのですが、連絡先交換に応じてしまう女性もいらっしゃいます。

「自分が我慢すれば済むから」とやり過ごさない

相手の男性から軽い扱いを受けているのに気が付かない女性は、受け身で自己主張をあまりしないことが多いです。男女間に限らず、人間関係でもやもやすることがあっても「自分が我慢をすればその場が収まるのなら」と我慢するのが癖になっているので、違和感を相手と話し合って解消するという手段を思いつきません。

受け身な女性がアプリを使って男性と実際に会うことになった場合、男性側がリードして待ち合わせ場所を決めたり、男性が主導権を持って日程を決めたりしていくことになるでしょう。

待ち合わせ場所、時間帯や日程が全て男性側の都合になってしまうこともあるのです。言わないのだからそれは仕方がないことですが、「あれ?」と違和感があっても我慢をしてしまう。始まりがそうなら親しくなるにつれてより、雑に扱われるようになってしまうのです。

もし、男性の見る目がなく、気が付くと相手に合わせてしまっているのならば、マッチングアプリという出会いの場はあまり向いていないのかもしれません。

彼氏ができたけれど数か月で別れたという恋愛をマッチングアプリで繰り返しいているなら、少し振り返ってみてはいかがでしょうか。あなたは「彼氏ができた」つもりでも、本当は遊ばれているだけということもあるのです。

我慢するのが癖になると、言いなりになるだけになることも…。

【関連記事】
2022年にビデオ通話が使えない相手…婚活で進むべき?ナシ?

■プロフィール

恋愛・婚活の賢人 菊乃

恋愛コンサルタント・婚活セミナー講師。山形県出身、静岡大学卒。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活ブログが人気になり2011年に出版し、恋愛コンサルタントとして独立。
著書は『あなたの「そこ」がもったいない。』他4冊。服装、メイク、会話、LINE添削などのサポートは何からやったらいいか分からない男女に好評。ブログは今も毎日更新。https://ameblo.jp/koakuma-mt/