歩いても走っても浮腫みが消えない?固いふくらはぎが「大根足」をつくる理由

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こんにちは!15万本以上の爪を施術してきたネイリストでスキンケアカウンセラーの川上あいこです。皆さん、自分のふくらはぎって意識したことありますか?筆者は、通っているジムで何回も「ふくらはぎ固いなぁ」とトレーナーさんに言われてしまっています。ふくらはぎが固いとどんなことが起こるかご存知ですか?女子力の維持の為には案外あなどれないふくらはぎ。ご自分のふくらはぎを触りながら読んでみてくださいね。

■歩いても走ってもむくみが消えない摩訶不思議

筆者は、1日30分以上は歩くことを心掛けています。駅にすると、ちょうど2駅分です。どうしてもヒール必須の日や、強風や雨の日はお休みすることもあるのですが、なるべく毎日2駅は歩くことを心掛けている・・・のに・・・・な!ぜ!か!

浮腫みが消えないのです!なぜだ!(心の叫び)

便秘症ではないですし、お水も常温で1日2L程度飲んでいます。歩いて汗もかいていますし、半身浴やストレッチもしています。浮腫みは筋肉量も関係していることは知っていますが、やっぱり1日8時間の座り仕事がいけないのかしら・・・?なんて諦めモードも全開でトレーナーさんに相談してみたところ「ふくらはぎの硬さ」を指摘されました。

■ハイヒールばっかり履いている生活

筆者がスニーカーを履いて歩くようになったのはここ1年くらいで、社会人になってからの約10年間はピンヒールで歩いていました。

パンツスーツにピンヒールが完全武装だった時期が長かったのです。今でも、打ち合わせや会議、食事の席などは12cm以上のヒールです。ヒールを履いていると、ずっと爪先立ちの姿勢になりますよね?そうすると、ふくらはぎがずっと張ったままになります。張ったふくらはぎを緩める為にも、つま先を上げるような運動も常に行えば良かったのですが、それを知らなかったが為に「足に溜まった血液を戻す」力が弱くなってしまい、それが浮腫みに・・・。つまり、女子の脚を綺麗に見せてくれるはずのハイヒールが「浮腫みっぱなし脚」の原因だったのです!

■今日の浮腫みは明日のセルライト

何も知らなかった筆者は、少々足が痛くても靴擦れができても笑顔でヒールを履き続けていました。極限まで疲れた足を引きずって自宅に帰ったらふくらはぎのマッサージをして眠っていました。そしてまた次の日も、同じ姿勢でハイヒールです。

今日も明日も爪先立ちのふくらはぎのまま。どんどんふくらはぎが固まっていきます。揉んでも、押しても、張ったふくらはぎはそのままです。溜まった血液をキチンと心臓に戻さないまま。そして、溜まった浮腫みはどんどんセルライトになっていきます。どんどん足が浮腫む悪循環ですね。恐ろしい。大根足育成コースまっしぐらです。

■つま先を上に上げよう

ヒールを履く機会の多い女性は、つま先立ちが得意なはずです。でも、踵で立つことは出来ますか?つま先立ちの筋肉と踵立ちの筋肉を両方鍛えてこそ「浮腫まない足」に近づいていきます。例え、今日は疲れて浮腫んでしまっても、血液を心臓へ戻す筋肉があれば次の日にはすっきり足です。

■時々はスニーカーで時々はハイヒールで

スニーカーを履いていると、つま先を持ち上げて歩く機会が増えるそうなのですが、それは正しい姿勢で歩いてこそ。足を引きずって歩いたりするとつま先も踵も持ち上がりません。足の筋力の為には、ヒールで歩いたりスニーカーで歩いたりとメリハリをつけるといいようです。

■おわりに

うっすらと筋肉がついた足こそが「浮腫み知らず」の美しい足の為の一歩です。腹筋と背筋のバランスが崩れると姿勢も崩れてしまうように、脛とふくらはぎをバランス良く鍛えることが美しい足の為には大切なようです。

(川上あいこ/ハウコレ)