「自分は太っている」と思うと余計に太る!?−研究結果

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最近の研究で、太っていることを気にしている人は、より太りやすい傾向にあることが分かりました。あなたは大丈夫?

6,000人のさまざまな体重の人々を対象にした調査で、太りやすさについて、興味深い結果が出ています。この調査は「太っていることで差別された」と感じたことのある人とそうでない人のグループに分け、4年後に再び体重を測ってみるというもの。

「差別された」と感じた人は、そうでない人よりも2.5倍も肥満になりやすかったそうです。また、もともと肥満の人だけで比較すると、「差別された」と感じた人は3.5倍も太ったままでいる確率が高いそうです。逆に言えば、体重を気にしていない人は痩せたということ。

この要因について、研究者たちは、ストレスによって過食に走ったり、無理なダイエットに走るためではないかと分析します。

「自分は太っている」と思うことは、実は大きなストレスのもとになります。例えば洋服屋さんで、なぜか大きいサイズは別のコーナーにあって疎外感を覚えたり。また、他人の目線が苦痛になるという意見もあります。

ものごとをネガティブにしか捉えられなくなってしまう可能性がある、とある専門家は指摘します。

兄弟や友達を体形でからかったことのある人は、気持ちと言い方を改める必要がありそうです。

そして、自分は太っている、と気にしている人は自信を持って。他人はそれほど見ていないものだし、気にせずに充実した日々を過ごせば気がついたら痩せているかもしれませんよ。

※ 当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

参考:The new dangers of fat shaming
http://nz.lifestyle.yahoo.com/health/wellbeing/article/-/18194613/the-new-dangers-of-fat-shaming/