賢くウエイトコントロールしたいなら、おやつを食べよう

写真拡大

次はいつ食べられる?!

人間の脳は空腹を感じると「次はいつ食べられるかわからないので、いまとった栄養は無駄なく体内にため込もう」というモードになってしまいます。空腹時間が長くなればなるほどこの傾向は強くなり、通常時でもつねにエネルギーを消費しないように制御してしまうのです。結果、エネルギーを消費しにくい体になって、太りやすい体質になってしまいます。そこで活用したいのがおやつ。1日のうちでもっとも空腹状態に陥りやすいのは昼食から夕食までの間。ここでおやつを食べてお腹がグーッと鳴るのを防ぎましょう。

おやつでとっていいカロリーは200kcal!

おやつでとっていいカロリーは200kcalといわれています。ただし、これは日常的な運動をしていない人の場合のカロリー。そのため、朝ランや夜ランなどをする場合には、200kcalを少しオーバーしても問題はないでしょう。ただし、おやつをたっぷり食べたいからといって、そのぶん3食の量を減らしたりすることは本末転倒。おやつは3食の代替にはならないということは忘れずに! ただし、ケーキなどの場合には1個でも200kcalは超えてしまいます。そういったおやつを食べた場合には、夕食の量を減らす、トレーニングの量をいつもより多めにするといった工夫をしましょう。
どのくらいの量を食べていいのかわからない場合には、パッケージに表示されているカロリーをもとに200kcalに抑えられるように計算をして食べる量を調整しましょう。

おやつとしての推奨摂取カロリー(200kcal)

例:
板チョコ1枚(15片)あたり約340kcal・1片約22kcal→約9片食べてOK
アーモンド 1粒あたり約6kcal→約33粒食べてOK
バナナ(中サイズ) 1本あたり約100kcal→2本弱食べてOK
ショートケーキ1個あたり約350kcal→約3/2食べてOK

我慢しすぎず、賢く食べて

 

ライター:楠田圭子(RUNNING style)
出典元:RUNNING style.97「ランナーのおやつ学」/監修:篠原絵里佳(管理栄養士)