鯛をちりばめた3種のオリジナル柄の座敷シートや魚網をイメージしたロールカーテンなど、こだわりがいっぱい/めでたいでんしゃ

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“加太さかな線”と呼ばれる紀ノ川駅〜加太駅の南海加太線。和歌山市駅から加太線に2016年4月に観光列車が登場。加太を代表する海の幸「鯛」のモチーフにラッピングされた車両に乗るだけでめでたい気分に!?加太に着いたら、砲台跡ハイクや鯛料理も楽しんで、自然を満喫しよう!<※情報は関西ウォーカー(2017年4月4日発売号)より>

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鯛をちりばめた3種のオリジナル柄の座敷シートや魚網をイメージしたロールカーテンなど、こだわりがいっぱい。

■ 和歌山市駅からめでたいでんしゃで加太の絶景温泉へ

ピンクを基調とした車両。加太さかな線の終点の加太駅では、停車時間が7分ほどあり、記念撮影をする人も多い。

和歌山市駅から紀ノ川駅間の紀の川や磯ノ浦駅から加太駅の海など車窓も楽しめる。

鯛が泳いでいるような木の魚形のつり革。実は一つだけハート形のモノがある。

■めでたいでんしゃ<電話:06-6643-1005(南海テレホンセンター) 料金:和歌山市駅〜加太駅片道330円(普通運賃のみ) 予約:不可 時間:土日祝和歌山市駅発8:51〜加太駅発18:56の1日7便 ※平日はHPを参照>

【次のスポットへ】南海加太線加太まで電車で26分

■ 加太の高台の絶景温泉で紀淡海峡の大パノラマに感動

加太駅から送迎バスで約10分、加太の高台にある「休暇村 紀州加太」は昨年7月にリニューアル。全室オーシャンビューの客室や、新たに加太淡嶋温泉「天空の湯」が登場。目の前に広がる紀淡海峡はまさに絶景。ライブキッチンのレストランでは地元グルメも味わえる。

湯舟につかりながら友ヶ島など目の前の紀淡海峡の絶景が楽しめる天守(写真)&紀淡の露天風呂。

大浴場は岩風呂風の天守(写真)と洋風の紀淡。共にサウナあり。

6月30日(金)までの日帰り昼食プランの「季節の紀州和膳」(3980円)。鯛の豆乳鍋&釜飯、熊野牛蒸籠蒸しなど、和歌山の幸が満載。前日までに要予約。

絶景が広がるオーシャンダイニング。

紀淡海峡を見下ろす高台に立つ「休暇村 紀州加太」。「客室はもちろん温泉、レストランも景色にこだわりました。日帰りプランご利用で、ご入浴が1000円(大人)で楽しめます」と営業課長の磯邉龍太さん。

■日帰り温泉DATA/料金:大人1200円(入浴+レンタルタオルセット1500円) 時間:12:00〜15:30(最終受付15:00) 風呂数:全10種(天守5、紀淡5 ※男女日替り) 予約:不可

■休暇村 紀州加太<住所:和歌山市深山483 電話:073-459-0321 時間:レストラン11:30〜14:00(LO13:30)、17:30〜20:00 ※夜は要予約 休み:不定休 席数:200席 交通:南海加太駅より無料送迎バスで約10分>

【次のスポットへ】「深山第一砲台跡」まで徒歩10分

■ 神秘的な雰囲気に包まれた国立公園の砲台跡を散策!

「深山第一砲台跡」は、絶景も楽しめる砲台跡の穴場。友ヶ島を含む加太には大戦中の要塞&砲台跡が多くこの第一砲台もその一つ。瀬戸内海国立公園内にあり、砲台跡や弾薬庫などの保存状態もよく、ハイキングコースとしても人気。展望台からは紀淡海峡の絶景も楽しめる。

328cm榴弾砲の砲台が6門編成で設置されていた深山第一砲台。トンネルなども現存する。

深山第一砲台の弾薬庫。レンガ造りの弾薬庫の中には入ることもできる。

砲台跡から歩いてすぐの場所にある展望台。あずまやもあり、友ヶ島などが浮かぶ紀淡海峡の大パノラマが広がる。

■深山第一砲台跡<住所:和歌山市深山 電話:073-459-0003(加太観光協会) 時間:見学自由 休み:なし 料金:入場無料 交通:南海加太駅よりタクシーで約10分、または徒歩60分>

【次のスポットへ】加太駅まで戻り「オジバ商店」まで徒歩20分

■ 港町の古民家のカフェ&ショップ

「オジバ商店」は、昨年6月オープンのカフェ&レトロ雑貨の「縁」とルアー&アウトドア用品の「fuchulures」のシェアショップ。古民家をあるがまま使った店内は、まるで田舎のおばあちゃんち。レトロな小物に囲まれてカフェタイムを。

「おめで鯛クッキー」(1枚150円)は紅白の2食でおみやげ用(2枚350円)もあり。「お抹茶ラテ」(450円)や「ラムネ」(250円)も。

築100年以上の古民家をそのまま利用。多忙期など待ち時間があるので注意。

趣味で始めたという代表の井田宜子さん。

海まで歩いてすぐ。時間があれば加太港周辺の散策も楽しい。加太港からは友ヶ島への船も出航。

■オジバ商店<住所:和歌山市加太249 電話:090-2597-7181 時間:9:00〜17:00ごろ 休み:月曜〜金曜 席数:約30席 交通:南海加太駅より徒歩20分>

■ 【まだある!立ち寄りスポット】加太の真鯛をコースで堪能

「活魚料理いなさ」は、漁港直の鮮魚がおいしい人気店。真鯛を中心に加太の魚が味わえる。漁港から直接仕入れる魚は鮮度抜群で漁港町・加太ならではの旨さ。自慢の鯛料理は遠方からも客が訪れるほど。

造りや小鍋、ミニ海鮮などで真鯛を味わえる「加太の真鯛ミニコース」(3780円)。11時〜14時30分のお昼限定のメニュー。

■活魚料理いなさ<住所:和歌山市加太196 電話:073-459-0118 時間:11:00〜21:00(LO20:00) 休み:火曜(祝日の場合営業) 席数:50席 交通:南海加太駅より徒歩20分>

■ 【まだある!立ち寄りスポット】和歌山グルメ対決初代味匠の料理

「加太淡嶋温泉 大阪屋ひいなの湯」は、絶景が広がる展望露天が人気の温泉宿。館内の生け簀料亭「旬魚旬菜あくら」はランチ営業も実施。食事利用で日帰り入浴900円が650円とお得に!

鯛の身に、鯛のアラを温泉水で煮込んだコラーゲンあんがたっぷりの「加太・鯛どんぶり 美肌餡かけ〜和歌がえり〜」(1620円)。

■加太淡嶋温泉 大阪屋ひいなの湯<住所:和歌山市加太142 電話:073-459-1151 時間:11:00〜14:00(LO)、日帰り入浴11:00〜14:30、15:00〜19:00 休み:なし 席数:68席 交通:南海加太駅より徒歩25分>【関西ウォーカー編集部】