「気象病」と女心の関係…恋がうまくいかないのは“天気”のせい?

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3月23日は「世界気象の日」。気象の共同観測や資料交換などの国際協力を目的に、1950年のこの日、世界気象機関が発足したことにちなんで制定された記念日です。

気象と言えば、最近話題の「気象病」ってご存知ですか?実は筆者も気象病。どんな症状が出るのか、その原因は何なのか、などをご紹介しましょう。併せて女心と天気の関係についても分析します。

◆ずばり「気象病」とは?


昔から「雨が降ると古傷が痛む」と言いますよね?
最近注目されているのは、気象の変化に伴って、頭痛、めまい、喘息、神経痛、肩こり、関節痛、歯痛などが起こること。これらを総称して「気象病」と呼んでいるようです。

「気象病」の程度や症状は人それぞれ。もしかしたら、気づいていないだけであなたも「気象病」かもしれません。

◆気圧が急激に下がると、眠い&頭痛


筆者の場合は、気圧が急激に下がると眠くてたまらない、また頭痛がひどくなる、という症状が出ます。そして、台風のように短時間で激しく気圧が下がると、めまいを感じることも。

反対に、気圧が急激に上がるとこのような症状が出る人もいるそうです。いずれにしても気圧の変化の影響で体調を崩す人は少なくない様子。
あと、古傷の痛みは湿度と関係があると言われています。

◆まずは気圧のチェックがオススメ


最近は、「気圧予報で体調管理」をキャッチフレーズにしたアプリ『頭痛ーる』を愛用している人が多いようです。
気圧のアップダウンをグラフ化した親切なツールなので、筆者は「急激に眠くなった」「頭痛がひどい」と感じたら、このアプリで気圧をチェック。これはやっぱり気圧下降のせいなのか、と原因がわかって安心できます。

以前、急にめまいがして病院に行こうかと思ったら、ニュースで大きな竜巻が発生し、周辺の気圧がかなり不安定になっていたことが判明。そのまましばらく様子を見ていると、案の定、竜巻への注意喚起が解除されると同時におさまってしまったのです。

気圧が大幅に下がる台風の時期にも同様のことがあるため、自分の不調は気圧に関係していると知って、いろいろ納得しました。

なお、筆者の友人は、気圧が下がると歯痛が起こり、肩こりや関節が痛くなるという現象に見舞われるそう。人によって症状は様々なので、どんな天気のときに体調に変化が起こるかをメモしておくといいかもしれませんね、

◆恋愛と気象って関係があるの?


気象病の症状には、気持ちがふさぐ、落ち込む、うつっぽくなる、といった例もあるとのこと。へこむことが多いなら、気象病を疑ってみてもいいかも。
恋愛中の人は特に、相手の一挙一動に過剰に反応し、小さなことでくよくよしてしまったりしそうです。

ちなみに筆者の周囲では、気象病だと自己申告しているのは全て女性。女性は月経があり、時期によって体調が変化するのが一般的ですよね。
それゆえ自分の体について日々意識しているためか、気象病だと気づくパターンも多いようです。

それから、気象病は体力がないと、なりやすいという説もあるので、女性は男性よりも影響を受けやすいとも考えられます。

たまに男性から「彼女が気分屋で困る」なんて話を聞きますが、あれももしかしたら気象病と関係あるのかも?
思い当たるフシのある人は、スマホにアプリを入れたり、自分の体調をメモしたりしてみては。好きな人とも、気象病とも上手にお付き合いしてくださいね。

ライタープロフィール


天野りり子
ライター/編集者
大学在学中からライター&編集稼業をスタート。女性誌ではビューティ&ヘルス企画、男性誌では恋愛記事を多数執筆、書籍編集も手がける。
趣味は読書とタロット占い、そして恋バナを収集すること。