プロが効果を感じた「40代のほうれい線対策」3選

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年を重ねるごとに増えるお肌の悩み。アラフォー世代は特に“法令線”にお悩みの方が多いのではないでしょうか。

加齢はもちろん、パソコンに向かう時間が長かったり、スマホが手放せない生活だったり、法令線を濃くしてしまう原因がわたしたちの身の回りには溢れています。

美容注射や美容整形も気になるけど、数年ごとのメンテナンスは経済的に負担が大きいですよね。それなら毎日コツコツケアをして、法令線が薄くなるように頑張ってみてはいかがでしょう。

そこで今回は、エステ講師の筆者が実際に継続している“法令線ケア”をご紹介したいと思います。

■頭皮のケアでリフトアップ!

ここ数年で筆者のお気に入りの仲間入りをしたのがこちらの『パドルブラシ』。

これを知るきっかけとなったのが、「なぜ宝塚OGは老けないのだろう?」とリサーチしたところ、ある女優さんが毎日朝晩300回頭皮ブラッシングをしているとの噂を聞き、さっそく試してみました。

頭皮が固いと顔の皮膚は下がりがち。頭皮をマッサージすることで柔らかくなり、ブラッシング後はリフトアップされて法令線が薄くなったように感じます。もちろん、効果は一時的。でも習慣にすることで法令線を濃くすることは防げそうな気がします。

また、髪質もサラサラになり、頭皮の刺激にもなって、髪にもメリットが多そうです。ちなみに、こちらは髪を梳(と)かすブラシではなく、頭皮用のブラシ。普通のブラシでは静電気や頭皮を傷める可能性があるのでお気をつけください。

■舌回しはメリットがたくさん

法令線対策のために続けていることのひとつが“舌回し”。口を閉じ、舌で歯茎をなぞるように円をかくだけのお手軽エクサです。

筆者は左右30回をノルマにしていますが、これが最初はかなりキツい! でも、舌の筋肉が鍛えられ、頬の筋肉も刺激され、法令線対策にはメリットを感じています。

また、アラフォー前後になると口の渇きを感じる方もいると思いますが、唾液の分泌も促されておすすめです。ドライマウスは口臭の原因にもなると言われています。美容と健康どちらのメリットもあり、やって損はないと思います。

■鼻の横の筋肉に注目

顔のコリやむくみを流すだけでなく、やはり筋肉をつけなくてはたるみは進行し、法令線は濃くなってしまいます。

最近、筆者が特に注力しているのが鼻の横にある筋肉です。

あまり使われない箇所なので、凝り固まりがちな筋肉ですが、ここを指で持ち上げると法令線が薄くなると思います。無表情で過ごす時間が長かった、普段からあまり人と話す仕事ではない、という人は、この筋肉をほぼ使っていないのでほぐしてみると良いと思います。

また、同時に鍛えて下がらないようにすることも大切です。

写真の○の部分に向かって、顔の下半分を引き寄せて30秒キープします。この際、鼻にしわが寄らないようにするのがポイント。

最近、様々な顔エクサにトライ中ですが、しわを作りたくないところにはしわを寄せないように気をつけています。

いかがでしたか? ケアはもちろんですが、最近口角が下がっている人も多いように感じます。不機嫌そうに見えるし、なんだか幸薄そうな女に見えてもったいないと思います。

普段から、気持ち1ミリ口角をあげるように気をつけるだけでも、意外と頬の筋肉って使われます。ぜひ心掛けてくださいね。

【画像】

※ Dragon Images / shutterstock

【筆者略歴】

坂本雅代

大手エステティックサロン店長を経て独立起業。エステティシャン歴は15年となり、これまでに男女延べ1万人以上を施術。現在はサロン経営、エステ講師、美容ライターとして活動中。