英語ペラペラ、美人限定はホント? 謎多きデキル女「秘書」のお仕事のぞき見ッ♪
「秘書」って聞くと、有名企業でヒールをコツコツ響かせて歩くモテモテ美女をイメージするのは私だけでしょうか?w
なんとなくカッコよくて、あわよくば社長のお嫁さんも夢じゃない?なんて憧れる女子も多い「秘書」のお仕事。
実際は毎日何する仕事?
気になる給料などなど、ぜーんぶまとめて調べてみました。
〜はじめに〜秘書の種類イロイロ
まず秘書とひとことで言っても働く「場所」や、サポートする「ボス」によってもさまざま。
よくドラマなんかで見る社長秘書などは「役員秘書」、大学教授や研究者の秘書は「学者秘書」、その他医療秘書、弁護士秘書、議員秘書など秘書といってもいたくさんの種類があるんです。
このあと「具体的ななり方」についても説明しますが、いろんな種類があって、仕事内容はそれぞれというイメージを持っておきましょう。
秘書の「なり方」とは?
まずは「一般企業の秘書」を例にあげて見ていきましょう。
<資格>
特にありませんが、企業の求人には、対象者が短大・大学卒と定められている事が多い。
「秘書検定」などの検定は、必須ではありませんが、秘書の仕事をこなすためのマナーや接遇が学べるため受けておくと勉強になります。
※医療や弁護の職場での秘書となれば、その職種の知識が求められますし、最近ではPC操作は当たり前、英語力が求められることも多いのだとか! エライ人のサポートをするって勉強が必要なんですね。
<採用の特徴>
まず、一般企業の場合、新卒の学生を、秘書として採用することはほとんどありません。
なぜなら秘書の仕事は、会社の「重役」のサポートをすることが多く、社会人スキルやビジネスマナーが完璧であること、会社のすみずみまで知り尽くし、絶対の信頼を持てる人材である事が求められるため…
(1)事務職として新卒入社→適職と判断され秘書職へ配属
(2)中途入社で「即戦力」として採用
この流れが一般的です。その他期間の決まった「派遣」での採用もありますが、いずれにせよ難易度は高めな予想。
<番外編>「美人」しかなれないんじゃないの?説。
こちらは、ぶっちゃけ「半々」です。
煮え切らない回答と思われるかもしれませんが、理由は以下。
・議員秘書などは、むしろ男の秘書が大半である
・容姿よりも仕事を任せられる「信頼度」が重要
・でもそりゃあやっぱり、会社の「顔」ともみなされるので「小ぎれい」に越したことはないw
なので半々。秘書の仕事=ボスの仕事内容で変わるように、選ぶ側の「基準」によるので、美人しかいない、はドラマの世界です。
秘書の仕事内容並べてみた。
・ボスの身の回りの世話
車や飲み物の用意、挨拶状や贈り物の手配、冠婚葬祭雑務など
・スケジュール管理
業務の大部分。会議や取引先訪問、出張などのスケジュールをボスに代わって管理
・文書の作成
社内・外文書などをボスに代わって作成します
・電話応対と来客対応
ボスにかかってくる電話やこちらからかける電話の応対をしたり、来客をおもてなしをしたり。
・情報収集と資料作成
上司が求める情報(ライバル社の動向や、市場調査など)を収集し、見やすく資料にまとめる
・出張関連
出張に伴う交通機関の選択やチケットの手配、宿泊の手配などを行う
・経理事務
出張旅費やタクシー代、接待費などの費用を精算する
その他にも、日ごろから新聞を読み、世間の動向をチェックしたりと、ボスを取り巻く環境のすべてに対応が求められるため、仕事内容はざっくりこんな感じ。
秘書っていくら位もらえるの?
これだけ毎日気をつかう仕事、気になるのはやっぱりお金!
平均月収:25〜35万円
平均年収:330〜500万円
これはあくまで一般企業の秘書相場です。
たとえば外資系の英語ペラペラ必須秘書であれば、年収800万円なんて人も!
職場によって内容がまったく違うため、幅は広いですが、女性平均年収が300万円を切っている近年では、比較的高所得と言えます。
秘書の「なってよかった」はコレだ!
・やっぱりボスに「君のおかげだよ」と感謝された時
・普段接する事のできない大物と接するチャンスがある
・「気配り」が仕事のため、彼になる人はみんな感動してくれる
・社内の人と誰より関わるから、会社が好きになる
秘書の仕事は「人のために」の心がないとできない仕事です。
やりがいを感じるポイントも、「こんな人が会社にいたらステキ」って誰もが思いませんか?
謎多き仕事に見られる「秘書」のお姉さまたちは、きっと別の仕事でも家庭でも必要とされる女性であること間違いなし!ですね。