今まで克服できなかった問題点を解消!星座別・飛躍するための充電期間の過ごし方

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占星術では、天体が通常の動きとは反対方向に動いて見える「逆行」が起こるとき、運気が停滞すると言われている。西洋占星術研究家でアロマセラピストの登石麻恭子さんによれば、今週、その逆行が5つの天体で同時に起こるという、かなり珍しい星回りになるのだそう。

「水星、火星、木星、土星、冥王星という5つの星が同時に逆行するため、あらゆる場面でものごとが計画通りに進まない、やり直しが多いという事態が起こりそうです。勘違いや間違いも生まれやすく、イライラすることも増えるかもしれません。しかし逆に言えば、この時期は問題点が見つかりやすいタイミングなので、積極的に見直しと改善をはかることでトラブルを未然に防ぐことができ、それが将来的な飛躍にもつながります」(同)

つまりこの時期は、これまで抱えてきた問題点を改善してブラッシュアップできる、またとない“充電期間”と言えそう。では、どんなテーマについて見直し検証したらいいのか、星座別にチェックしてみて。
◆火の星座(牡羊座、獅子座、射手座)

“自分の行動”を意味する場所で、火星が逆行している火の星座。なにかと急いで進めたがる傾向が強く、それがトラブルのもとになることも多いので、この時期はそんな急ぎ癖を見直して。本当に急ぐ必要があるのか、行動の一つひとつを検証すると、思っている以上に急ぐ必要性がないことが多いと気付くはず。急ぐ必要がないものはじっくり取り組むように改善すると、行動全般のクオリティが高まる。

◆土の星座(牡牛座、乙女座、山羊座)

土の星座にとって“技能”を意味する場所で、水星と木星、冥王星が逆行中。そのためこの時期は、仕事に関して足りない技能はなにかを見直して、その技術を習得するための勉強に力を注いでみよう。どういう技能を身に付けるともっと仕事がうまくいくのか気付きやすく、そのための勉強もはかどるはず。この時期に補強した技能や知識が、仕事の能力を大いに底上げする力となりそう。

◆風の星座(双子座、天秤座、水瓶座)

“未来”を意味するエリアで火星と土星が逆行している風の星座は、将来に向けた長期的な計画について見直しをはかるべきタイミング。まずはこれまでを振り返り、仕事、プライベート、お金について「○歳までに結婚したい」「○歳までにあの仕事に携わる」「○歳までに○○○円貯める」といった目標に向かって順当に進んできたか検証を。目標に対して進捗状況が遅れているなら、プランを修正して。この時期にきちんと見直せば、プランは実現しやすくなる。

◆水の星座(蟹座、蠍座、魚座)

木星と火星が、水の星座にとって“対人関係”を意味するエリアで逆行している状況。優しい性格ゆえに人に振り回されて疲れることが多いので、この時期、対人関係を見直して自分を振り回す相手とは距離を置くことがおすすめ。また、しばらく疎遠になっていた相手から連絡があり、いい形で付き合いが復活することもありそう。久しぶりに連絡してきた相手とは、積極的にコミュニケーションをとろう。

5つの天体の逆行期間は、約1カ月後には解消され、そこからはものごとがスムーズに進むはず。それまでは充電期間と心得て、じっくりと検証と改善に取り組んで。

登石麻恭子
西洋占星術研究家、英国IFA認定アロマセラピスト、日本アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクター。『魔女の手作り化粧品』(ワニブックス)、『魔女のアロマテラピー』(INFASパブリケーションズ)、『スピリチュアルアロマテラピー事典』(河出書房新社)などの著作がある。