初心者向け茶席も!江戸東京たてもの園 、浜離宮恩賜庭園で「東京大茶会 2015」

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安土桃山時代の天正15年(1587年)10月に豊臣秀吉が京都で開いたという「北野大茶湯(きたのおおちゃのゆ)」。初の大規模茶会として歴史に残るこの茶会にちなんで、2008年から毎年10月に東京で大茶会が開催されていることを知っていた? お茶に興味はあるけれど、作法を知らない…なんていう女子も安心して楽しめるイベントとか。

さまざまなお茶の流派が一堂に集まる大規模なお茶会「東京大茶会」が、2015年10月3日(土)と4日(日)に、江戸時代から昭和初期の歴史的建造物が並ぶ小金井市の「江戸東京たてもの園」、10日(土)と11日(日)には江戸時代の代表的な大名庭園である汐留の「浜離宮恩賜庭園」で開催される。お茶とともに日本文化を楽しんでもらおうというイベントで、これまでに約13万5400人が訪れたそう。
どちらの会場も、本格的な茶会を体験できる「茶席」(参加費700円・要事前申込)をはじめ、屋外の緑の中でお茶を楽しむ「野点(のだて)」(参加費300円・当日参加)や、初心者でも気軽に参加できる「茶道はじめて体験」(参加費300円・当日参加)の3種類が用意されている。ただし、「野点」と「茶道」は当日参加OKだけど、「茶席」は事前に公式サイトから申し込む必要があるので注意を。

「当日に参加できる『野点』と『茶道』ですが、定員があるので、早めのご来場がおすすめです。また、『茶道はじめて体験』は茶道に触れたことのない方や外国人の方を対象としているので、初心者でも安心して楽しんでいただけます」と、広報事務局の担当者さん。

「江戸東京たてもの園」では、お茶席のほかに園内を伝統芸能のパフォーマンスが巡ったり、地元・小金井市商工会によるお団子や焼きそばなどの出店もあるので、お祭り気分も楽しめそう。


一方、「浜離宮恩賜庭園」ではステージが設けて、高校生による書道パフォーマンスや、津軽三味線の演奏、マジックの江戸手妻などが見られる。また、着物ファッションショーや着物の着付け体験(別途実費が必要)もあるとか。

「着物は着付けてから、2時間ほど庭園内を着物姿で自由に散策していただけます。もちろん、着物姿でお茶席にも参加できますよ」(同)

歴史的な建物や由緒正しい庭園で、茶道を学ぶのは気分が盛り上がりそう! 女友達を誘って、着物姿で日本文化を学ぶのもいいかも。