働く女性がドン引きした上司の発言「俺がルールブックだ」「私もわからないので何とかして」
職場にまつわる悩みの中でも、特に「上司との関係」に悩んでいる人は多いもの。上司のやり方に違和感を感じても、言い返すことが難しい関係だからこそ、ストレスが溜まりやすいんでしょうか……。今回は、働く女性に「もうこの人にはついていきたくない! と思った上司のありえない発言」について聞きました。
■理不尽な上司
・「私が全く関与していないミスで怒鳴り散らされ、勘ちがいだと判明したら『何でちがうと言わないんだ』から始まり優柔不断だ事なかれ主義だと性格を批判されたとき」(26歳/食品・飲料/技術職)
・「『これやっといて』と言われたけれど、やり方などまったく聞いていない。どうやってやるのか聞いたら『私もわからないので何とかしてください』と言われた。上司がわからないのにどうやって進めればいいのかわからず、ありえないと思った。無責任すぎる」(29歳/建設・土木/事務系専門職)
無責任に仕事を押し付ける、意味のない叱責をされる。理不尽な対応に、怒りを感じる女性は多いよう。つい「きちんと自分の仕事をしてください!」と言いたくなってしまいそう……。
■プレイボーイ上司
・「大学を卒業してはじめて入った会社。みんな仲良く毎日楽しかったが、社長が社内に愛人を作ってからおかしくなった。上司をリストラし、愛人の給料を上げたとわかったときに辞めようと思いました」(30歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「妻はいるけど彼女がほしい」(28歳/医療・福祉/専門職)
「プレイボーイなのはわかりましたが、どうぞプライベートでお願いします」と言いたいところです。……が、実際にはそんなこと言えないからこそ、ストレスが溜まりそうです!
■俺様上司
・「お前呼ばわりする上司」(29歳/建設・土木/事務系専門職)
・「シチュエーションはあまり覚えていないけれど、確か何か決め事をしようとしたけど、なかなか決まらず揉めそうになっていたときだったと思います。その時に上司が『俺がルールブックだ』と言い放った。笑いながら言っていたけど、とってもムカつきました。ありえない! って本気で思いました」(23歳/小売店/クリエイティブ職)
俺様な上司に、もうウンザリ! という意見も多数ありました。役職は人を変えてしまうものなのでしょうか……。
■まさかの裏切り
・「上司に指示されてやったことが、会社の意図とはちがった。そのうえ『自分は指示していない』と言い放たれたこと」(30歳/食品・飲料/事務系専門職)
・「以前働いていた職場で、給料がピンはねされていることがわかって聞いてみると『社長はパソコンが使えないから、うちは給与明細が手書き』と言われた。辞めようと思った」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
ミスをなすりつけられ、失望……という意見が多くありました。手柄は取られるんだろうなぁと思うと、モチベーションも下がります。お給料のピンはねが横行している企業は、間違いなくブラック。辞めて正解?
■ひとこと余計です
・「面談の際に『一般職はお給料上がらないけど、モチベーション保ってね』とモチベーションが下がる一言を言われた」(26歳/情報・IT/事務系専門職)
・「子どもが生まれた人に対して『(子どもの名前が)ろくでもない名前だな』」(31歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
余計な一言を言ってしまう上司。「いるいる」とうなずく方も多いのでは? 自分の発言で損をしていることにも、気づいていないのでしょうね。
上司に失望し、先がないと感じたら、転職を検討するのもひとつの方法。しかし、今回、たくさんのエピソードが集まったことを考えると、「どの職場にも、ひとりは最低な上司がいるものだ」とあきらめるべき……!? 「人の振り見て我が振り直せ」という言葉がありますが、せめて自分は相手に不快な思いをさせないよう、くれぐれも発言に気をつけたいものですね。
※『マイナビウーマン』にて2013年10月にWebアンケート。有効回答数157件(22歳〜34歳の働く女性)
(ファナティック)