ブルガリ ホテルズ&リゾーツ・ミラノ”Monete Event” 2012年春夏アクセサリーコレクション発表会レポート

2011年9月23日（金）、イタリアを代表するラグジュアリー・ブランド「ブルガリ」のブルガリ ホテルズ&リゾーツ・ミラノでは、エントランス、レストランエリアおよびガーデンエリアを使用してて2012年春夏アクセサリーコレクション発表会”Monete Event”が開催された。

（写真上）「Monete」で装飾されたブルガリ ホテルズ&リゾーツ・ミラノ

今回は、ブランドのアイコンの一つである「Monete　(コイン）」からインスピレーションを受けて、ブルガリ ホテルズ&リゾーツ・ミラノのガーデンエリアが、古代のコインモチーフで飾られた世界へと姿を変えた。


写真右：コインの丸みを想起させるシルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマンス、左：ゲストで賑わうブルガリ ホテルズ&リゾーツ・ミラノ　

紀元前7世紀にリディア王国で最初に金と銀のコインが鋳造されてから硬貨鋳造は、古代ペルシャ帝国、ギリシャの各都市そして西地中海、インドへと広がっていった。そしてその使用が広まるにつれ、コインは単なる取引、交易の手段としてだけではなく、富の象徴となり、更に時を越えて情報の記録や伝達、アートや創造の表現の手段として、その価値を変化させてきた。ギリシャ・ローマという歴史ある文化をルーツに持つブルガリでは1960年代よりローマ帝国時代を始めとする古代コインを使ったジュエリーを発表している。今回はそのアーカイブ、新作を含めたジュエリーコレクションと合わせ、同ジュエリーにインスパイアされて誕生したアクセサリーの新作コレクションを発表、クラフツマンシップを随所に散りばめたジュエルカラーのバッグが会場を彩った。


オーストリッチを使用した新作「モネーテ」

また会場ではコインの丸みやローマの彫刻を想起させるシルク・ドゥ・ソレイユのコンテンポラリースタイルのパフォーマンスも行われ、悠久の歴史を現代的に表現した幻想的な一夜となった。


■ブルガリ