メイク界のカリスマが明かす、レディ・ガガ大胆メイクの舞台裏

唯一無比の個性で世界中を虜にするポップ・ディーバ、レディ・ガガのメイキャップ・アーティストであるビリー・Bが、新曲「Born This Way」のミュージック・ビデオ解禁に合わせてガガ様メイクの裏側を明かしてくれた。

今までにも様々な機会でガガのメイクを手掛けてきたビリーは、昨日解禁となった今回のビデオでも近未来的な大胆ルックを演出している。
「使えるものはとにかく何でも使うようにしているよ。個人的には高級な有名ブランドものじゃなきゃダメだなんて思っていないからね。ウェット・アンド・ワイルド（Wet 'n Wild）やマック（MAC）、クリスチャン・ディオール（Christian Dior）からシャネル（Chanel）まで、目指す効果に合わせて色々なブランドを試すんだ。中でもお気に入りはフェイス・アトリエ（Face Atelier）のファンデーションとロレアル（L'Oreal）ボルミナス・マスカラのブラック。ドラックストアで手に入るような安価なものから高級ブランドものまで何でもありさ」とビリーは米StyleList.comで語っている。

世界の注目を浴びるスタイル・アイコンのメイクを手掛けるのは大きなプレッシャーだと認めるビリーは、ファッションとヘアメイクにおいて型破りな挑戦を続けるガガの姿勢を尊敬して止まないと言う。「1日中あれこれ作戦を練って本人と何度も相談を重ねても、結局は実際にやってみるまでどんな仕上がりになるか分からないものなんだ」とビリーは説明する。「でもそれが彼女と仕事をする醍醐味の1つなんだけどね。長年この仕事をやってきたけれど、彼女との仕事はサプライズがいっぱいだ。いつだって刺激的でエキサイティング、そしてリスクが満載のワクワクするような体験だよ」

またガガは先日、ブロンドヘアの前髪だけを漆黒に染め、黒髪と金髪のコントラストが鮮やかなヘアを「新モンスター・ルック」と命名。「前髪を真っ黒に染めたわ。これが私の新モンスター・ルックよ。これから未来の有糸分裂が始まるわ。さあ、ユダに会いに行きましょう」と、ガガはTwitterでファンにメッセージを送っている。

ガガは新曲「ボーン・ディス・ウェイ」のミュージック・ビデオが無事に完成したこともファンに報告。「ウィスキーと口紅、そして連夜の編集作業のおかげで、ようやくボーン・ディス・ウェイのミュージック・ビデオが完成したわ」とツイートしている。