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英スーパーモデルのケイト・モス（Kate Moss, 36）が、最近の若手トップモデルに不満を感じていることを明かした。14歳でデビューしたケイトは、若いモデルがもてはやされるファッション業界で20年以上もトップの座を守っている。若き後輩モデルたちが見せる熱意のない仕事ぶりに驚いているというケイトは、才能を浪費している残念なモデルたちを自ら教育したいと考えているようだ。

「私ならモデルの養成スクールを開けると思うの。学校の名前は“ケイト・モデル・スクール”にしようかしら。“モス・モデルズ”なんて名前じゃダメよね。私の友人にすごくキレイでゴージャスな女の子がいるんだけれど、彼女はモデル業を単なる仕事としか思っていないの。でも、モデルの仕事にはスキルが必要だってことを認識するべきよね。世界一頭がいいからといって、いい先生になれるわけじゃないでしょ。私はゴージャスで完璧なスタイルのブラジル人モデルとは違って、背も低いしバランスだって悪いわ。でも、どうすればいい仕事ができるか自分で勉強すればいいのよ」とケイトは英Company誌に語っている。

写真撮影の難しさを知り尽くしているケイトは、ポージングをモデルとフォトグラファーの間で繰り広げられる複雑なダンスにたとえている。「正直なところ、バツが悪いものよ。指示どおりに動いていればいいわけじゃないんですもの。ポージングはダンスみたいなものね。モデルには芸術を理解するセンスが必要だし、今ここにいるのは自分ではない誰かなんだってことを理解する必要があるわ。自分ではない誰かになりきることが肝心なのよ」とケイトは話している。

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