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米Vogue誌の名物編集長として知られるアナ・ウィンター（Anna Wintour）が、フランス国家に貢献した文化人などに授与されるレジオン・ドヌール勲章を受勲することになるかもしれない。

イギリス生まれのアナは、1988年から米Vogue誌の編集長として活躍。シャープなボブカットと大きなサングラスがトレードマークになっているアナは、若手デザイナーや新人モデルの活躍を強力に後押ししてきたほか、高級ブランドのアイテムとお手頃なファッション・アイテムをミックスしたスタイルを広めた人物としても知られている。米WWD紙はレジオン・ドヌール授与の式典は今年中に行われると報じているが、アナがこの勲章を受け取るつもりかどうかは判明していないようだ。

すでにファッション界では、ジョルジオ・アルマーニ（Giorgio Armani）やニコル・ファーリ（Nicole Farhi）、カール・ラガーフェルド（Karl Lagerfeld）などの大御所デザイナーがレジオン・ドヌールを受勲している。アナ自身も08年にイギリスのジャーナリズムへの貢献と英国ファッションをアメリカに広めた功績によって、第英帝国勲章（OBE）を授与されている。

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