画像:三浦獠太Instagramより
昨今のドラマや映画では、親が著名人の「2世俳優」が数多く活躍している。その中でも、異色の存在なのが三浦獠太だ。1997年9月5日生まれの三浦は、父親がサッカー界のレジェンド・三浦知良、母親はタレント、ファッションモデルの三浦りさ子となる。

◆父と異なる道を選んだ三浦獠太

日本人の多くが知る有名人を父に持つ三浦は、2019年放送のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)で俳優デビュー。その後は、『未来への10カウント』(テレビ朝日系)、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』、NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』、『119エマージェンシーコール』(フジテレビ系)など、各局の作品に出演を続けている。

今年に入ってからは、『119エマージェンシーコール』のSPドラマをはじめ、『パンダより恋が苦手な私たち』(日本テレビ系)、『ラムネモンキー』(フジテレビ系)、『マイ・フィクション』(テレビ朝日系)と立て続けにドラマへ出演し、『ブルーロック』など映画の撮影にも参加した。

2019年デビューの若手俳優とは思えない快進撃を見せている。父親とは違う道を選んだ三浦は、なぜすぐブレイクできたのだろうか?

◆話題性だけではない演技力の高さ

民放関係者はこう語る。

「デビュー当初は、キングカズの息子として話題性が高く作品にキャスティングされていました。獠太さんは、顔が父親似でカズさんにそっくりなこともあり、ドラマや映画に出演すると話題になりましたからね。ただ、徐々に演技力の高さも認められるようになり、最近では実力で作品への出演を得ている。今年に入ってからは話題作で目立つ役をもらえるようになり、独り立ちしたといえます」(民放関係者)

そんな三浦は、8月20日から配信がスタートした、中島健人の主演ドラマとなるNetflixシリーズ『SとX』へ主要キャラとして出演している。同作は、多田基生氏の漫画『SとX~セラピスト霜鳥壱人の告白~』(講談社)が原作で、性の悩みに向き合うセックスセラピストが題材となるドラマだ。

◆『SとX』では看護師の繊細な心理を表現

三浦は、主人公のセックスセラピスト・霜鳥壱人が運営する「霜鳥クリニック」に勤める犀川優太を担当。セックスセラピストという職業が理解できず、後ろめたさから勤務先を恋人や家族に明かしていない看護師を熱演した。

この犀川だが、序盤では霜鳥の無茶振りで潜入捜査のようなことをするなど、コミカルな描写が多いキャラだ。しかし、後半では家族や彼女に「霜鳥クリニック」で働いていることが発覚し、一時的に霜鳥と距離を置くシリアスなシーンも描かれた。三浦は、感情の変化が激しい犀川というキャラを、自然体の演技でしっかりと表現できている。