麻布台ヒルズ(東京都港区)で2024年11月2日(土)〜11月4日(振休)の期間、「やきいも広場」の開催が決定。中央広場内には焚き火が登場し、焚き火を囲みながらサツマイモや栗などの旬の味覚を使用したスイーツやグルメを楽しめる。屋外で落語も行われる本イベントのイチオシポイントとは?担当者に話を聞いてみた。

【写真】焼き芋バター焼き

麻布台ヒルズで11月2日(土)〜11月4日(振休)の期間限定で「やきいも広場」が開催!


――今回の「やきいも広場」について、意図や狙い、目的、ターゲットなどを教えてください。

各商業店舗・レストランをはじめ、麻布台ヒルズ全体で秋の味覚を楽しむ期間として“HARVEST WEEK”と銘打ってイベントを開催しています。中央広場では、芋や栗をメインに提供する飲食店ブースを集めた“やきいも広場”を開催し、食欲の秋を存分に楽しんでいただきたいと思います。初めて麻布台ヒルズにお越しいただく方、以前にお越しいただいていた方など、どなたでも気軽にお立ち寄りいただき、秋を五感で感じ、ゆったりとお楽しみいただけるスポットです。

――今イベントのイチオシのポイントを教えてください。

中央広場には、焼き芋アンバサダー天谷窓大さんセレクトの珠玉のお芋屋さんや、道-1グランプリ2連覇中のモンブランキッチンカーなど、おいしい秋の味覚が日本全国から集合します。いろいろなお店で食べ比べするのもおすすめです。

――焚き火を囲んで秋の味覚を堪能できる「やきいも広場」を開催するというアイデアはどのようにして生まれましたか?また、その実現に向けて苦労した点などあればそれをどうクリアしたか、あわせて教えてください。

都心の真ん中に緑豊かな広場があるという麻布台ヒルズの特徴を、秋のいい気候の時期に存分にご堪能いただきたく、屋外で秋の自然と共に楽しんでいただける企画を検討しました。この場所で焚き火をするのは初めての試みで、安全を確保しながら実施できるかノウハウがありませんでしたが、日本焚き火協会さまのご協力をいただき、実現することができました。

――11月4日には、屋外で落語が行われるとのことですが、なぜ落語を選ばれたのでしょうか?

秋空の下で世代を問わず皆さまに楽しんでいただけるコンテンツとして選びました。若い世代にはあまりなじみのないコンテンツかと思いきや、落語家さんの見事な話術は最近の子どもたちにも大人気だそうです。屋内のイメージが強いですが、屋外で実施することで、普段接点のない方にも気軽に触れていただくことができ、馴染みのある方にもいつもと違う環境でお楽しみいただけると思います。

※雨天・荒天の場合は中止

――読者へのメッセージをお願いします。

長く厳しい暑さを越えて、ようやく外が気持ちいいと感じる秋がやってきます。麻布台ヒルズの中央広場で、心地よい空気とおいしい味覚を存分にお楽しみください。

■厳選された秋の味覚スイーツが目白押し!

■倉田屋お芋Sweets

1921年(大正10年)創業の焼き芋と芋羊羹の倉田屋。100年を超えて、東京北区王子の地で2つの伝統(1.生芋・砂糖・塩のみを使い産地を吟味した安全安心の商品を提供。2.生芋を特製の壺でじっくり焼き上げる)を頑固に守りながら、お芋本来の香りと風味を大切にして、江戸文化である焼き芋を後世へ伝えていく。

【写真】焼き芋バター焼き


■芋福堂

全国やきいもグランプリで特別賞を受賞した進化系芋スイーツ屋「芋福堂」。通年通して食べたくなる一風変わった芋スイーツを販売。

飲む焼き芋&ちっぷす


■銀六いも

東京西小山にある壺焼き芋cafe。厳選したさつまいもを特製の壺の中に吊るし、炭火でじっくり時間をかけて一つひとつ丁寧にしっとり甘く焼き上げる。季節に合わせて一番おいしい品種を数種類セレクトして焼いている。

壷焼き芋


■笠間和栗専門店 栗ノ絲

究極の細さ&異次元の食感のモンブラン。茨城県笠間市は、栽培面積と栽培経営体数が全国で最も多い代表的な栗の産地。2023年・2024年に、全国の道の駅グルメ ナンバーワン決定戦「道-1グランプリ」にて2連覇を達成。0.5ミリの極細に絞ることで、栗の香りをさらに引き立て、とろけるような食感のモンブランを味わうことができる。

笠間和栗0.5ミリ極細モンブラン


のんびりと火を眺めながら秋の味覚を楽しむイベントはまさに都会のオアシス。五感をフル活用して秋を満喫できる貴重な時間をぜひ楽しんでほしい。

文=岸遥南