2024年11月14日(木)に発売予定のHD-2D版「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」(Nintendo Switch(TM)、PlayStation(R)5、Xbox Series X|S、Steam(R)、Microsoft Store on Windows。Steam(R)版のみ11月15日発売)。1988年にオリジナルのファミコン版が発売されて以来、不朽の名作として愛され続けるタイトルだ。発売までいよいよ1カ月を切った今、現時点で公開されている情報をもとにHD-2D版のポイントをおさらいしたい。今回は、追加要素でさらにやりごたえが増したパーティ編成にフォーカスする。

【画像】AとB、どっちを選ぶ?まもの使い(ルックスB)

HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』の注目要素を紹介


※内容はすべて開発中のもの。内容・仕様は変更になる場合があります

■DQIIIの醍醐味「パーティ編成」がパワーアップ

『ドラゴンクエストIII』ならではのポイントの一つが、冒険に向かう主人公の仲間を自ら選択できること。旅の出発地点であるアリアハンにある「ルイーダの酒場」で、主人公を含み最大4人のパーティを組むことができるのだ。

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仲間は「戦士」、「武闘家」、「魔法使い」などそれぞれ職業に就いていて、職業ごとに習得する呪文や特技、パラメータや成長の早さ、身に着けられる装備品などが異なる。組み合わせは自由なので、バランスよく違う職業の仲間を選んでもよし、あえて同じ職業の仲間で固めてもよし。自分なりのパーティを作れるだけに愛着もひとしおだ。

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HD-2D版ではパーティ編成の要素も強化され、仲間のルックスや髪色、バトルボイスのエディットが可能となった。職業ごとにルックスA・Bに分かれ、各ルックスごとに4パターンと計8種類の見た目が用意されており、さらに髪色は14種類から選択可能。バトルボイスはルックスA・Bに関わらず好きなボイスを設定できる。仲間の見た目、髪色、ボイスは、冒険を進めるとゴールドを払うことで変更できるようになるという。

さらに本作では、同一アカウントで記録した冒険の書同士で仲間キャラクターの貸し借りが可能。ルイーダに話しかけ「おたすけ機能」から「おたすけキャラ」を登録すれば、登録されたキャラクターを1人だけ登録時のレベルや装備のまま、ほかの冒険の書でも呼び出すことができるようになる。冒険の書は1つのアカウントにつき9つまで作ることが可能で、冒険の書1つにつき、おたすけキャラを1人登録できるという。

■新たな職業「まもの使い」が追加!職業の数は10種類に

パーティ編成でもう一つ見逃せない要素が、本作に新たな職業として登場する「まもの使い」だ。FC版やこれまでのリメイクでは職業の数は主人公だけがなれる「勇者」を含め9種類だったが、今回はまもの使いが加わり10種類となった。

新職業「まもの使い」が登場(ルックスA)


まもの使い(ルックスB)


まもの使いはモンスターの生態に詳しく、モンスターが使うような特技を覚える職業。巨大な岩石を使った全体攻撃や、敵を驚かせて1ターンの間行動できなくする「おたけび」、さらには回復特技も習得するという。

また、本作の新要素である「はぐれモンスター」とも関わりが深く、パーティにまもの使いがいると、どんなはぐれモンスターも逃げなくなりスムーズに保護することができるようになり、専用の特技「やせいのかん」を使用すると近くに保護可能なモンスターの気配がないか探れるという。

モンスターを一定数保護するとまもの使いが覚える特技「まものよび」は、保護したモンスター数に応じてダメージがアップする技。その特徴を活かして活躍させたい。

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