有名大学のミスコン出場者は一様に才色兼備、華やかなオーラを放っている。

そんな彼女たちは社会に出て、どんな生活を送っているのだろうか?気になる質問をぶつけてみた。

今回は「ミス慶應コンテスト2022」で準グランプリを獲得し、現在は大手広告代理店に勤務している荒木美輝さんが登場。

「渋谷スクランブルスクエア」最上階の『THE ROOF SHIBUYA SKY(ザ・ルーフ 渋谷スカイ)』でお話を伺った!

▶前回:東大院生の才女、神谷明采。順調にキャリアを築く彼女が「今すぐにでも結婚したい」と語るワケ

撮影/楠本隆貴 取材・文/山口昭子




荒木美輝さん、24歳。福岡県出身。慶應義塾大学法学部を卒業。在学中に「ミス慶應コンテスト2022」で準グランプリ、「MISS OF MISS CAMPUS QUEEN CONTEST 2023」で審査員特別賞を受賞。

現在は、大手広告代理店で働いている。自身の性格をひと言で表現すると「前向きでミーハー」。



美女が体験してきたグルメやデートエピソード【Q&A】!


Q.現在の職業は?



広告代理店で企画やマーケティングの仕事をしています。


Q.就職先に広告業界を選んだのはなぜ?



キラキラした世界に憧れて志望しました。私は大学入学と同時に福岡から上京したので、東京でしかできない仕事がしたいなと思っていて。

ミスコンは大学4年生のときに出場しましたが、その時点では就職先をほぼ決めていました。


Q.他の業界は受けなかったですか?



実は大学3年生のときはアナウンサー志望でキー局を受けたのですが、落ちてしまって。

でも私は「東京で働きたい」という気持ちが一番大きかったので、地方局の試験まで挑戦することは考えられなくて。切り替えて今の会社に絞って就活しましたね。




Q.東京への憧れはいつ頃から?



小さい頃からディズニーがすごく好きで「ディズニーランドに行きたい!」というのが最初のきっかけです(笑)。大学時代は東京ディズニーリゾートの年間パスポートも持っていました。


Q.慶應に進学を決めた理由は?



東京のことって福岡から見ると全然分からなくて。今でこそいろいろな大学を知っていますが、当時はまったく知らなかったんですね。それで、せっかく東京に行くんだったら大学生活を満喫できるようなところに行きたいなと思って慶應に。

私は福岡では明治学園という中高一貫校にいて、入試ではなく指定校推薦で入りました。


Q.もともと勉強は得意だったんですか?



覚えるのは得意でした。文系は特に、大変だったというよりも覚えていくのが楽しかったイメージがあります。

勉強はひとりでするタイプで、塾には行かず。でも塾に通っている同級生たちはきっとたくさん勉強しているから、自分も頑張らないと!とプレッシャーをかけていましたね。


Q.慶應でミスコンに出場したのはなぜですか?



大学生活最後の1年を満喫したかったから。何か楽しいことをしたい、大学生でしかできないことをしたいなと思って挑戦しました。

ミスコンに出ると有名な雑誌に掲載していただけるし、大きなステージでランウェイを歩ける。それは普通の大学生活ではできないこと。

私はたぶん、東京への憧れがとても強いんだと思います。今は就職して2年目ですが、やはり福岡に比べると東京は何でもあるし、キラキラしてまぶしい。

東京は知れば知るほど魅力がありすぎて、それだけでここにいたいなと思えます。



今回の撮影場所「渋谷スクランブルスクエア」屋上にある『THE ROOF SHIBUYA SKY』からは東京の絶景を見下ろせる


Q.ミスコンに出場する前と後を比較して、一番変わったことは何ですか?



トレンドに敏感になった気がします。もともとミーハーなんですが、期間中はSNSの投稿や配信活動などもあったので、話題として日々情報を追っていました。

私が意識していたのは、それぞれのSNSで投稿する内容を変えること。例えばInstagramは写真がメインだから、自分の写真をたくさん載せたほうが反応があるかなとか。

Xは投稿が流れていってしまうので、1日に何回か複数投稿するのを意識してやっていました。


Q.ミスコンに出場するメリット、デメリットは?



メリットは、先ほどお話ししたように普通の大学生活では経験できないことができること。

デメリットはないです。大学生活との両立で多少は時間がなくなりますが、それさえ楽しむことができれば大丈夫です!




Q.一番の挫折体験は何ですか?



たぶん失敗はいくらでもあると思うのですが、あまり覚えていなくて…。仕事で何か失敗をしても、若手だからしょうがないかなと考えるようにしています。


Q.忙しい業界だと思いますが、仕事は大変じゃないですか?



今は仕事の大変さを感じるというよりは、学生との違いが面白いです。

東京の会社で朝から夜までみっちり働いて、そのあと飲みに行って。絵に描いたような社会人の生活が、今は楽しいです!


Q.仕事終わりに飲みに行くことは多い?



金曜日に会社で遅くまで仕事をしていると、残ったメンバーで飲みにいくこともあります。最近は、三軒茶屋の『三茶呑場マルコ』に連れていってもらいました。

先輩と男女4人で行って、話す内容は主に仕事のことが多いですかね。これから大変なこともあるだろうから…とアドバイスをいただきました。


Q.仕事でやりがいを感じる瞬間は?



今携わっているのは飲料系のスポンサーが多いですが、自分が企画に関わったCMやキャンペーンが実際に世の中で流れているのを見ると、とても嬉しいです。


Q.仕事のモチベーションは何ですか?



休日に友達と買い物をして、少し贅沢なごはんに行くこと。

先日は大学時代の友達と『ザ・ラウンジ by アマン』のアフタヌーンティーに行って、いろいろな紅茶を楽しみながら「最近どう?」と近況を話し合っていました。




Q.仕事以外で今やりたいことはありますか?



大学ではテニスサークルに入っていて、社会人になって体を動かす機会が減ってきたのでスポーツがしたいです。あと、ゴルフにも興味が出てきました!


Q.人生の中で足りていないと感じるものは何ですか?



時間。やりたいことがたくさんあるので、どれだけあっても足りません。

大学生のときは仕事をしてバリバリ働きたいと思っていましたが、今となっては学生時代の暇な時間がとても貴重だったなと感じて。次のお休みはどこかに旅行したいです。


Q.今行きたい旅行先は?



ミーハーなんですが、ロサンゼルスで大谷翔平選手を見たいです。そんなに野球に詳しくないんですけど、生の試合を体感してみたい!




Q.福岡にはよく帰っていますか?



年末年始とお盆に帰っています。今振り返ると、両親にはやりたいことを何でもやらせてもらってきたなと思います。ただ「東京に憧れて上京したい」という、そんな私のワガママも叶えてもらいました。

習い事もそうで、中学生のとき急に「トランポリンをやりたい!」とお願いして。結果5年間くらい通って、今もトランポリンの上で一回転くらいならできます(笑)。


Q.今までの人生で一番刺激を受けた人物は?



イモトアヤコさん。何事にも一生懸命な姿、ブレない姿に憧れていて、私も芯のある女性になりたいと思っています。

実は去年の12月に本の出版サイン会に初めて参加したんですよ。10年ぐらいずっと好きだった人にお会いできて本当に感動しました!


Q.充実した人生を送るために一番必要なものは何だと思いますか?



自分を好きでいること。

それこそミスコンもそうですが、東京にいると自分より秀でた人はたくさんいて。背が高くてスタイルがよく、勉強もできて…すべてを持っている女性を前にすると、自分と比べてしまうんですよね。

もちろん憧れて努力するのはすごく大事ですが、東京でそれをやっていると、憧れる人が多すぎて疲れてしまう。

なので、あまり周りを気にせず、自分が選んだものを大事にしていくことが充実した人生につながるのかなと思います。




Q.よく行くレストランは?



恵比寿の『イル・ボッカローネ』。いつ行っても賑わっていて雰囲気がよく、アラカルトで注文できるので好きなものを好きなだけ食べられます。

人気メニューのリゾットやタリオリーニも好きですが、イチオシは「花ズッキーニのフリット」です。



平成元年(1989年)に誕生して以来「古き良きイタリア」を伝える、トラットリアの先駆的存在が『イル・ボッカローネ』。店内に一歩踏み入れると早速賑やかな雰囲気!


Q.デートにおすすめのレストランは?



代官山の『IVY PLACE』。朝から夜までずっと開いているのでいつ行っても大丈夫ですし、緑に囲まれていてゆっくりできるので、女子会でもよく利用しています。

クラシックなパンケーキがイチオシです。


Q.思い出のレストランはありますか?



『銀座 久兵衛』。東京といえば江戸前のお鮨かなと思い、初任給で両親を招待しました。すごく喜んでくれて、私も両親の笑顔を見られて嬉しかったです!

東京のお鮨屋さんで一番好きなお店です。


Q.デートで行ってよかったラグジュアリーホテルのレストランは?



「マンダリン オリエンタル 東京」の『広東料理 センス』。

一つひとつの料理が洗練されていてすごく美味しかったです。夜景がとても綺麗だったのが印象的でした。



「マンダリン オリエンタル 東京」の37Fに位置する『広東料理 センス』。東京の大パノラマを見下ろしながら本格広東料理をいただく至福


Q.初めてお酒が美味しいと思ったのはいつ?



大学で1日授業を受けて、その後サークルでテニスをして疲れていたところに居酒屋さんでキンキンに冷えたビールを飲んだときです。

ジョッキも凍っていて、びっくりするくらい美味しかったです!


Q.これまでのデートで一番贅沢だったデートは?



あまり経験がなく…。今の彼氏とは地元で出会い、学生時代から付き合っていて。普段はさくっと仕事終わりに飲みに行くか、休日にショッピングモールで買い物をするぐらい。

記念日だったら、ちょっといい焼き肉店に行くことが多いですね。恵比寿の『焼肉 うしみつ恵比寿本店』がお気に入りです。



高級焼肉割烹『西麻布けんしろう』の姉妹店であることでも有名な『焼肉 うしみつ恵比寿本店』。焼肉にフレンチやイタリアンのエッセンスをプラスする、デート向きな一軒だ


Q.彼の好きなところは?



定番ですが、優しいところ。私は結構適当であまり考えずに行動しちゃうんですけど、彼は「なんでもいいよ」と言ってくれる。何をしても怒らないんです。


Q.長く一緒にいてもときめきますか?



そうですね。格好いいなと思います!


Q.今日のファッションのポイントは?



少し大人っぽい光沢感のあるスカート。「バーニーズ ニューヨーク」で購入して、シルエットも綺麗なのでお気に入りです。



「背が低いのでヒールは高めがお約束!」と、レースパンプスは「チャールズアンドキース」。「セリーヌ」のバッグは親からのプレゼント


今日は肌見せ感のある「ビームス」のトップスを合わせました。



胸元のひし形のあきでヘルシーな肌見せを


「カルティエ」のネックレスは20歳の誕生日のときに両親からもらった思い出の品です。


Q.バッグの中身は?



お財布は明るいグリーンの色味が気に入っている「バレンシアガ」


「リファ」のフィンガーアイロン(❶)はコンパクトで持ち運びに便利。香水はディプティックの「ドソン」(➋)。

リップはシャネルの「ルージュ ココ フラッシュ 70」(❸)で、ボルドーにラメが入っているのがポイントです♡



美女をお連れしたお店はこちら!
『THE ROOF SHIBUYA SKY(ザ・ルーフ 渋谷スカイ)』@「渋谷スクランブルスクエア」屋上


渋谷最高峰の地上229mに位置するルーフトップバー『THE ROOF SHIBUYA SKY』。




東京の街を360度一望できる絶景とともに、ソファ席やスタンディングテーブルでドリンクとスナックが楽しめる。


今年は12月25日(水)までの期間限定でオープン。ドリンクメニューは例年よりパワーアップし充実の品ぞろえだ。ここでしか味わえない極上のひとときは、記憶に焼き付くこと間違いなし。




絶景をゆったりと満喫できるソファ席は要予約(チケット1人¥5,500〜/2ドリンクセット、2人から販売)。

美酒を片手に友人や恋人とゆっくり語らいたいときは、公式サイトで前もってセットチケットを購入しておきたい。




荒木さんがセレクトしたのは「渋生」ビール。

渋谷区エリア限定で流通するご当地の1本。街夜景を独り占めしながら飲むビールは格別!


■店舗概要
店名:THE ROOF SHIBUYA SKY(ザ・ルーフ 渋谷スカイ)
住所:渋谷区渋谷2ー24ー12 渋谷スクランブルスクエア 屋上
TEL:03-4221-0229(10:00〜20:00)
営業期間:2024年4⽉28⽇(⽇)〜12⽉25⽇(⽔)
営業時間:16:00〜22:00(LO21:30)※8月のみ17:00〜22:00(LO21:30)




『Paradise Lounge(パラダイス ラウンジ)』@「渋谷スクランブルスクエア」46F


『THE ROOF SHIBUYA SKY』に訪れたら、46Fに位置するミュージック・バーで一休みするのもいいだろう。



「“SKY”ラムネソフトクリーム」(コーン¥630)


世界で活躍するトム・ディクソンのチームがインテリアデザインを手がけるレトロモダンな空間で、FPM田中知之がセレクトした音楽とともに渋谷の眺望が楽しめる。



「アルーバ フロゼ」(¥1,200)


キュートな色合いの「アルーバ フロゼ」(¥1,200)。

ウォッカと白ワインをベースにしたフローズンレモネードのカクテルで、火照った体のクールダウンを。


■店舗概要
店名:Paradise Lounge(パラダイス ラウンジ)
住所:渋谷区渋谷2ー24ー12 渋谷スクランブルスクエア 46F
TEL:03-6805-1199
営業時間:10:00〜22:30(LO22:00)

▶Next:8月11日 日曜更新予定
青学ミスコン出身の美女を、メキシカンの新店へお連れする!

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