飼い主は恋人より僕に夢中…相思相愛のふたりがそろって好きなこととは

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フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第229回目はシャルトリューのマヌウシュ(Manouche)さまの登場です。

むちむちみっちりグレー猫さまの物語

【フレンチ猫さま】vol.229猫さまの話をもっと聞かせて!マヌウシュさまは10歳の男性猫さま。

<マヌウシュさまが語ります>近くに住んでいる他の猫友だちに会うために庭に出るのが大好きです。そうでなければ、飼い主の部屋で一緒にいるのが好きです。時々、レーザー光線で遊んでいます。

食事は『Ultima』ブランドのカリカリと『Sheba』ブランドのパテを食べています。また、マグロなど、飼い主たちが普段食べているものを食べるのも好きです。

<飼い主から見たマヌウシュさまとは>私はマヌウシュが2歳だったときに引き取りました。フランスの有名なサイトのオンライン広告で見つけました。飼い猫だったようですが、さまざまな理由で手放さなければならなかったようです。

引き取ったばかりの頃はとても怖がっていましたが、だんだんと慣れるようになってきました。私は子どもの頃、2匹の猫を飼っていて猫の扱いには慣れていましたが、マヌウシュは特別な存在感があります。

マヌウシュはとてもかわいくて、私と一緒にいるのが大好きです。もう10歳なんですが子どものようにちょっとした愚かなこともします。私はマヌウシュを自分の息子だと思っています。 抱き心地はぬいぐるみのような柔らかさです。彼の表情も大好きです。何を求めているのか心が通じ合っています。

私たちはいくつかの点で似ていると思います。たとえば、ふたりともよく寝るのが好きです(笑)。また、マヌウシュの気まぐれに私は全力で屈してしまうので、彼は私を大好きだと思います。そしてユーモアのセンスも抜群なんです。私はまだ学生なのですが、授業から帰ってくると、また彼に会えてとても嬉しいと毎日思うのです。

ーーまん丸、モコモコしていて、毛並みもみっちり! こんなマヌウシュさまのような猫を抱いたら誰もが幸せになるかも? 事情があって手放なさなくてはならなかった元の飼い主も、彼の魅力は今でも忘れることはないでしょう。飼い主はまだ19歳ですが恋人よりもマヌウシュさまにゾッコンの様子でした。著者情報松永学猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!

取材、文・Manabu Matsunaga